皆様、こんばんは。
料理家＆クリエイターの豊田亜紀子です。
梅雨入りも近く、
文字通りの梅の時期に入ってきましたよね。
スーパーの店頭にも
たくさんの梅や梅酒グッズが置かれ、
主婦歴１８年目に入るわたくしにとっても
毎年恒例の光景になっています。
梅は来週に宅配で届くように手配してあるので
私はなんとな～くスーパーの店頭に置いてあった
『赤しそ梅酢』を購入しました。
『赤しそ梅酢』というのは、
梅酢と赤しそエキスと食塩を混ぜ合わせたもの。
少しだけ舐めただけでも
あまりのしょっぱさに飛びあがりそうになります。
私自身は、そんな赤しそ梅酢を使用して
長芋やきゅうりに和えることで
即席のお漬物にしたりするんですが、
問題はナスなんです。
長芋やきゅうりは
そのままの状態で適当な大きさにカットして
ちょっと赤しそ梅酢をからめるだけで
即席のお漬物になるんですが、
ナスはちょっと勝手が違うようです。
アク抜きをしなければいけないことや
液体をまぶしにくいという実の特性から
少し作り方を変える必要があります。
・・・ということで、
私が赤しそ梅酢を日々いじって
ひとりで漬物実験をしているうちに
自然に生まれたのがこのレシピなんです。
１日漬けただけで
何故か『泉州の水なす』のお漬物風の味になるから
私自身が一番ビックリしたレシピ。（笑）
皆さんもこの時期スーパーの店頭で
赤しそ梅酢を見つけたら試してみて下さい。
ナスの赤しそ梅酢漬け
＜材料 １回に作る適量分＞
●ナス ４個
●新しょうが ６０ｇ
●塩 大さじ１/２
～漬け汁～
●赤しそ梅酢 大さじ２と１/２
●砂糖 大さじ３
●熱湯 １００ml
＜下準備＞
①漬け汁を作ります。
熱湯をボールに入れて赤しそ梅酢と砂糖を加えてよく混ぜてからそのまま冷ましておきます。
②新しょうがは皮をむいてせん切りにしておきます。
＜作り方＞
１．ナスはヘタを取り除いて縦６等分にカットして、さらに２～３等分に切ります。
２．大きめのボールに１のナスと下準備②の新しょうがを投入し、塩をまぶして３０～４０分常温に置きます。
３．２の工程で出てきた水分を手でしっかり絞ってからジップロック（保存用パック）に入れて下準備①の漬け汁を流し入れてから空気を抜いた状態でチャックをして冷蔵庫で１日漬け置きします。時折、ひっくり返したりして全面に漬け汁が行き渡るようにします。
４．漬け置きが済んだら、余分な水分は廃棄して清潔な保存容器に入れ、３～４日の冷蔵保存が可能です。
＜ポイント＞
（※１）４の工程をやらずに２日以上漬けてしまうと酸味と塩気が増してしまいますので要注意です。
（※２）赤しそ梅酢はメーカーによって多少塩加減が違うことをあらかじめご容赦下さい。
正直言って、このレシピについては
偶然の産物で出来たレシピとしか
言いようがありません。（笑）
妙～にすっきりとおいしい漬物になったので
レシピを記録しておきたかった・・・と言った方が
正しいです。
赤しそ梅酢のその他の使い方としては
めんつゆに少量の赤しそ梅酢を加えて
餃子のタレにしてもいいんですよ。
脂分が多い豚肉ミンチ入り餃子を
さっぱりといただく方法です。
中華料理店とかでも餃子を食べる時に
しょうゆにお酢とラー油を垂らして食べるでしょ？
あの感覚で使えます。
ただ、醤油との組み合わせだと
塩分が強くなりすぎるので
めんつゆと合わせた方が塩分の加減が
優しくなっていいんです。
まあ、今日はたまたま
このレシピをアップしましたけども
赤しそ梅酢を研究していくうちに
また皆さんにご紹介したいと思うレシピ開発が出来たら
今日みたいにブログにアップしますね。
いずれにしても
梅や赤しそ、酢は健康に良いですから
この時期に店頭に出回る赤しそ梅酢も
上手に生かせると良いですよね。
しばらく、私の
赤しそ梅酢レシピ開発オタク熱
が続きそうです。
突然、何かにハマり出す癖は
私の生来の天才気質ですので（！？笑）
どうかそのまま放っておいて下さい。
それでは今日はこの辺で・・・
皆様、どうか良い週末をお過ごし下さいね。
