皆様、こんばんは。
スパイス香辛料アドバイザー&
メディカルハーブカウンセラー
の豊田亜紀子です。
昨日に引き続き、
フランス発
『PRESIDENT』
カマンベールチーズ
パーティーテーブルメニューのご紹介です。
下写真をご覧下さい。
右上がこのパーティーメニューの
魚料理、ポワソンです。
この料理があるからこその白ワイン
さっぱりとしたカマンベールチーズの風味に
タラとトマトのグリル煮込み ディル風味
の塩気がいい感じにからんでいきます。
昨日のブログ記事でご紹介した
ケールチップスとの相性も良し
『パーティー料理はお肉』と決めつけないで~
魚料理を出しても
なかなかオシャレ~
一歩上行く大人のワインの食卓。
そんな食卓なら
フランス産チーズが合わないはずがない
皆さんも
『大人の食卓』
体験してみたい
タラとトマトのグリル煮込み
~ディル風味~
<材料3~4人分>
●タラの切り身 3切
●ミニトマト 4~5個
●玉ねぎ 小1/2個
●塩 少々
●黒こしょう 少々
●熱湯 80ml
●コンソメ 1/4個
●ディル 適量
●エクストラバージンオイル 小さじ1程度
<下準備>
①タラの切り身は、皮をそぎ取ってから適当な大きさにカットして両面に塩、黒こしょうして3~4時間冷蔵庫に置いて身をよく引き締めます。(こうすると身が崩れにくくなります。)
②ミニトマトは水で洗ってからヘタを取り除き、半分にカットします。
③玉ねぎは皮をむいて5㎜程度の厚さにカットします。
④耐熱器に熱湯とコンソメを投入してよく溶かしておきます。
<作り方>
1.耐熱皿に下準備③の玉ねぎを敷き詰めて、その上に下準備①のタラの切り身を並べ下準備②のミニトマトを散らします。
2.1に下準備④のコンソメスープをタラのみがかぶらないように注ぎ入れます。
3.あらかじめ250度に予熱したオーブンで15分焼きます。
4.焼き上がったらエクストラバージンオイルを回しかけ、3の上からディルを散らします。
<ポイント>
(※1)作り方2の工程でコンソメスープをタラにかぶらないように注ぎ入れる理由は『タラだけは焼く(こぼれた煮汁はスープの出汁になる)』、『ミニトマトと玉ねぎは煮込む(タラの出汁が効いておいしくなる)』を同時に行うためです。
効率的にオーブンを調理します。
そうそう、レシピの『ポイント』にも
書いたことなんだけどね・・・
本来なら、
①タラをフライパンで焼いて
②野菜の煮込みの中にそのタラを入れ込む
というような2つ調理工程の所を
面倒なので
あえて1つのオーブンという工程に集約、
焼きと煮込みを
コンソメスープの高さを調整することで
同時にやってしまうの。
タラはカリッと焼けて
こぼれ落ちたタラの出汁は
野菜のコンソメスープの中に
落ちていくわけだから
オーブンの中で勝手に
フュメ・ド・ポワソン(フランス料理の魚出汁スープ)
を使っているみたいな味になるってことなの。
フレンチシェフじゃなくて
主婦ならではの発想でしょ
でも、ちゃ~んと
立派なおもてなし料理になるんだから
優秀なレシピだってわけ。
そして、ディルは
魚料理によく合うハーブ。
繊細な葉の形状がまた見た目にも美しい
ディルはセリ科の一年草。
よくフェンネルと混同されます。
爽やかでキリッとした強い香りと
ピリッとした辛味が特徴。
ディルは北欧料理によく登場します。
北欧ではヨーグルトやサワークリームに
混ぜてポテトや魚料理に添えられる
ことが多いハーブです。
ピクルスやマリネ、
スープにもよく使われます。
ただ、ディルは油断していると
すぐに葉が黄色くなってきてしまうので
早めに使用するようにしましょう。
日本人にはあまりなじみにないお料理でしょうが
魚料理は洋風がおいしいのでお薦めです。
さて、次はデザートになりますよ。
次回もお楽しみに~