いつからなのかはハッキリ覚えてないが、【若い美人のオンナ】に興味がなくなった
たとえばコンビニ
レジが2つあり一つは20代美人スリムギャル、もう一つは30代人妻ふっくら体形
オレは間違いなく30代ふっくらレジに並ぶ
30代人妻なのに青ストライプの若々しい制服が、年齢と対比効果のようにあざとさを演出するのがどストライク
レジ打ちながら商品読み上げる声のトーンが癒し系
袋をご利用ですか?といったわずか語尾上がりの抑揚を聞くと「ソンチョルさんは、私のどこが好き?」の語尾もこんなカンジなのかなと想像してみたり
化粧は薄め髪はショートもしくは後ろで一本に束ね、これまでの人生経験でたどり着いた【シンプルな機能美】への知性が読み取れる
一瞬の手足の運び、言葉使い、視線の行き先には30代人妻の情報がたくさん詰まっている
趣きのある女性だ
150円のオニギリを買うなら、断然コストパフォーマンスの高い30代ふっくら人妻レジに並ぶべきである
若ギャルレジとは比べ物にならないほどの安心と安定感が約束されている
結局オンナの色気というのは30代からが本番なのであろう
もちろんオンナはだれでも歳を重ねるだけで色気が増長されるわけではない
清潔であり、ふくよかであり、目じりのシワから知性とやさしさが感じられる
それを人々は「母性」と呼び、母性とエロは表裏一体である事をオレは十分なほど理解している
受け手側の想像力にも一因があるようだ
オレも歳を重ねもうすぐ50に手が届こうとしている
50年の人生経験がオレの想像力をここまで逞しくさせたのは明白だ
さらにオレ自身が人妻と付き合った経験がない【人妻未踏への憧れ】が理由なのかもしれない
いずれにせよ歳を重ねたオトコにとってある女性がエロ対象かどうかは、それまでの人生経験、派生する想像力、何よりも自身の知力体力精神力のあり方によるのではないかと考察する
オレの目の前にいる30代レジ打ち人妻は、レジを打ってる間にも今日の夕飯の献立が頭にあり、肉じゃがとナスの煮びたしの事を考えてるのかもしれない
いや、もしかすると彼女はシンママであり子供のオムツ代を稼ぐため必死にパートをしてるのかもしれない
ちょとまてよ、人妻と言うのはオレの偏見であり本当は独身婚活中なのかもしれない、実家の親には「あんたはやく結婚しなさいよ」と釘を刺され婚活パーティー代を稼ぐためにコンビニバイトしてるのかもしれない
ここまでの考察をオレはレジ打ちわずか8秒の間にすべて完了させ、何事もなかったかのように商品を受け取る
レジ打ち30代女性はありがとうございましたとニッコリと会釈する
いつもの笑顔がそこにある
オレは無言のままコンビニを出る
サラリーマン生活という荒波に再び一歩踏み出す
このコンビニはオレのオアシスである
外はいい天気
オレの心も快晴だ
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