お疲れ様です。
滴り落ちた紅が、おしめを赤く染める。ある意味『紅白』でめでたいやら言っていましたが、見事にフラグを回収する形となりました。
初日の練り回し時に行われた夜高行燈コンクールで、大行燈の部、小行燈の部ともに最優秀賞を受賞してしまったのです。大行燈の最優秀賞にあっては24年ぶり、ましてや大、小のダブル受賞は七津屋の歴史上初の快挙となります。おしめの紅白部分が、審査の加点部分になったかどうかは定かではありませんが、非常にめでたい結果となりました。
初日の練り回しを終え、2日目の朝。
雨で濡れて薄くなった部分の紅塗りや、興奮して自分たちで破ってしまった部分の補修作業を行っているなか、アニキは黙々とステップルをこれでもかと打ち続けていました。