ある意味めでたい!? | 越中富山 福野夜高祭 七津屋行燈

越中富山 福野夜高祭 七津屋行燈

富山県南砺市福野で、毎年5月に開催される福野神明社の春季祭礼です。370年の歴史を誇る神事です。皐月空の下、7町の夜高行燈が勇壮・優美な練り回しを行います。製作風景や祭の様子などを更新しています。


先ずは、コチラをご覧下さい。




1日目午前9時に、本通り定位置に付けた時の写真です。素晴らしいまでの青空が広がっていますね!予報も全く問題なかったのですが、魔の手は少しずつ忍び寄っていました。『なんやら、ゲリラ豪雨来るかもしれんじゃ。』と誰かが天気予報を見て言いました。しかし、雨雲レーダーを確認しても雨雲は確認できませんでした。そこで議題に上がったのがシートをかけるか、かけないか問題。


『なぁん、んなもん邪魔ないちゃ!』と横着した結果……やって来ましたゲリラちゃん。それもかなりの勢いで。既に解散した後であったため、若い衆が慌てて定位置に駆け付けて養生したらしいのですが、時すでに遅しでした。シートをかけ終わった頃には薄っすらと青空が戻って来ていたとか。おかげで山車部分の紅が、おしめに滴り落ちてこのザマです。


(1日目出陣式より)


向かって右側のおしめ部分が染まっているのが分かります。横着すると良いことなんてありません。『備えあれば憂いなし』と言うことわざを象徴する出来事でした。

しかし、考え様によっては『紅白』で、めでたいのではないでしょうか!?



まるしち坊主