影の功労者。。 | 越中富山 福野夜高祭 七津屋行燈

越中富山 福野夜高祭 七津屋行燈

富山県南砺市福野で、毎年5月に開催される福野神明社の春季祭礼です。370年の歴史を誇る神事です。皐月空の下、7町の夜高行燈が勇壮・優美な練り回しを行います。製作風景や祭の様子などを更新しています。







去る4月28日、台締めを行う前に福野神明社において縄の祈祷を行ったことは以前にも少しだけ触れました。そのときに、福野神明社前では次のような光景が繰り広げられていました。。
















お祭りを迎えるにあたっての、行燈を迎え入れるにあたっての準備が行われていました。この日は好天に恵まれやや汗ばむ気温の中、一生懸命に作業をされていました。また街中においては、行燈が通れるように街灯が内側に折り畳まれていたりと至る箇所で着々と準備が進んでいました。どこの県の、どんなお祭りにも共通して言えることですが、このような影での作業があるからこそひとつのイベント『祭』が成り立つのではないかと思います。私は裏方で汗水垂らして作業をする影の功労者たちに拍手を送りたいと思います。。












そして、七津屋にも影の功労者が居ます。。






今年の七津屋は、彼無くしては語ることができません。行燈製作期間はもとより、台締め、行燈組み立て、前夜祭、そして祭当日と2台のデジタルビデオカメラを手に完全密着しました。普段なかなかお届けすることのできない裏側まで完全網羅したリアルドキュメントです。その撮影時間は、数十時間にも及びます。そのお陰で電機機器の取り扱いに少し慣れた様子でした。祭に参加できなくても、皆と同じ鯉口シャツを着用し想いはひとつです。撮りためた動画をパラパラっと拝見したのですが祭の日の感動と興奮が蘇ってきて、胸が熱くなりました。特に引き合いの映像は、七津屋の屋根上から撮影しているためどこでも手に入らない貴重なアングルと血気盛んに罵りあう若い衆たちの姿が記録されており、大変素晴らしい映像となっています。本当に本当に、長期間に渡り密着して頂いた彼に感謝の気持ちでいっぱいです。。





See you next diary...