今日で千秋楽を迎えました!
役1年半ぶりの舞台………
しかも主演というプレッシャー
本当に悩みに悩みました。
悩んだ集大成がきっと舞台にあらわれているとおもいます!
お花もほんとにたくさんありがとうございます!!!!
花束もありがとうございます✨✨
これで舞台に立つのは3回目。
実はいつも一番お花をいただいていることが誇らしかったり(*´︶`*)
演出家さんやスタッフさん、演者の方々はもちろん
応援してくださっているみなさんの想いを背負ってここにいるんだなって。
本当に春田みゆきって役は曲者でした。
なんで??が多すぎて…….
私からすると、なんで言わないの?なんでわかったふりするの?でもなんでそこで泣くの?って
正直、いままでやった映像や舞台の中でぶっちぎりで難しい役でした
ちょっとみゆきについて書いていこうと思います。
彼女は人を気遣いながら自分を殺しながら、でも変なところで相手の心を逆撫でしてしまう。
それが今回の玲子に対してのみゆきですね。
なんでそんなことするのよ!って何回も思いました💦
放っとけばいいのに。
でもそれが出来ないのは玲子に対する罪悪感と、純粋なまでの玲子への愛なのですよね。
みゆきは玲子が好きなんだ、って考えたらしっくりきてしまって。
でも自分の中ですごく腑に落ちないところがあって、それは屋上で玲子に対して泣きながら謝るシーンですね。
なんで泣いちゃうの?って
あなたはここまで人に涙を見せずに抱えて生きてきたのに、それがみゆきの意地だったのになんで1番泣いたらいけない人の前で泣くの?って
それぐらい彼女が追い詰められていたとはいえ、1番泣きたい玲子の前で泣くっていうのはいただけませんでしたね。
泣くことより伝えるっていうことを意識したいシーンでした。
あー難しい。
ここ一ヶ月みゆきにはほんとに凹まされました。
キャスト陣と自分が演じるんだったら何やりたい?って話をしてたらみんな口を揃えて「玲子」って。
ほらーみんなやっぱりみゆきやりたくないんじゃんかよー(゚ω゚)
みゆきってめちゃめちゃ難しいのにいろんな意味で救われないのです。
私だけはあなたの味方だからね、じゃないけど1人で馬鹿みたいに雁字搦めになってる彼女をみてるともう手を差し出さずにはいられない。
みゆきをやってるとね、人に縋りたくなるんですよ。
でもそれをやったらいけないっていうもどかしさみたいなのがあって、そこがみゆきと玲子の大きな違いかなと。
玲子は色んな子に甘えていられるけど、みゆきはそれが許されない。
そしてこれからもずっと玲子への想いをかかえて生きていくんだろうなって。
誰よりも玲子さんのことをずっと大切に思っていくんだろうな。
一ヶ月間悩みになやんだ春田みゆき。
そうとう大変でしたが周りの人たちが本当にいい人たちで助けられました。
それが余計に自分を突き動かしたというか。
こんな素敵な人たちとお芝居やれるなんて自分はなんて幸せなんだろう。
演出家の酒井さん。
本当に色んなことを学ばせていただきました。
この公演は自分にとって大きな存在となりました。
いつまでも心に残る作品です。
本当にありがとうございました。