ポン子が5歳の時のこと。
ポン子のテンションが高くて、なかなか寝ない日に言う言葉があります。
「あっ、もう9時過ぎたよ、ヨッカブイがくるかな、ナマハゲがくるかな、
オバケがくるかも」
「ヨッカブイに電話しようかな、ここに寝ない子いるよって」
そうすると、ポンちゃんは「ダメ!」と言って必死に寝たフリをします。
ほどなく本当に寝てしまいます(笑)。
そう!
ポンちゃんのキライなものBEST3は上の3つなんです!!
ヨッカブイは鹿児島県の祭で、シュロで作られた頭巾をかぶった
男衆が「ヒョーヒョー」という奇声を出して、子供達を袋(カマス)に
詰めこんでいくという、何とも奇妙な祭です。
8月22日に行われているようです。
しかし、袋の中に入れられる子供たちはトラウマになるんじゃ
なかろうか。。。と他人ごとながら心配になる父タンです。
初めてテレビでヨッカブイを見たポン子は、目をまん丸にしていました。
あれは、父タンも怖いよ〜。
「ナマハゲは秋田県に住んでいるんだよ」
ポン子は、本気でそう思っていました。
父タンが、いくらナマハゲは大人がお面をかぶっているだけで
怖くないんだって教えても、本当にいるものだと思っているようです。
ナマハゲも「泣く子はいねが〜!」とか言って子供をさらって
いきますので、ポン子にとっては怖い存在です。
オバケは「ねないこだれだ」の絵本を読み聞かせしてから
怖いモノの仲間になったようです。
「オバケなんてないさ、オバケなんてウソさ・・・」
と歌ってごまかす時もあるポン子でした。
でも、ポン子が何よりも怖いモノを父タンは知っています。
それは・・・・・母タンです!!
普段は優しくて面白くて物知りな母タンですが、
ボン子が、あまりにも聞き分けがない時、
例えば帰宅後に着替えをしないで遊んでいると。。。。。
「ポン子!!!!!」と母タンの大きな声!
その一言で、サッサと行動に移すポン子。
ポン子が一番怖いのも、一番好きなのも、
母タンです。
子供のしつけは夫婦で対応がバラバラだと、
子供にとって正邪の基準があいまいになるようですね。
我家は、なるべく夫婦で話し合って何が良くて
何が悪いか意見をすりあわせるようにしています。
父タンは本当にいけない時しか叱りません。
普段はポン子に大甘なので、なめられ放しです。