スペースレゴロボ大戦
第二話「宇宙警察24時」
ガンセキ星での初陣で何故「ウィル・ブラック」に助けられたか
何故彼は「ブラックトロン1」の意匠を纏うのか…
真実を知る為に調査をはじめたルナだったが…
「調べれば調べるほど謎は深まるばかり、って感じ…?」
「本部が大々的に調査してるのに謎だらけな相手だからね。
それに「ブラックトロンの後継者」を名乗る悪党なんて
宇宙にはいくらでもいるよ」
「うぅ、それにあのロボの機動の仕方が兄さんのロボの
機動のクセとそっくりだったのも気になるし…
それに一連のドロイド、レゴロボ暴走事件の主犯もわからないままなんてね」
「わかったのは暴走したドロイドにしてもレゴロボにしても
製造元にはなにかしらの形で「財団D」が関わってるって話だけさ。
噂じゃ例の「ブラックウイング」の製造にも彼らが絡んでいるとか…」
「財団D、ねぇ…」
一連の事件の裏に絡む謎の組織「財団D」とは!?
その頃DMS-RI宙域のとある惑星にて…
「今回も依頼通り仕上げたぜ…スパイが専門のオレ達にゃ朝飯前よ」
「ご苦労です、報酬は既に宇宙口座に振り込み済みです」
「ありがてぇこった!しかし目的はなんだい?
ピンポイントでのドロイド、レゴロボの暴走ハック…」
「おっと、そこは聞かない約束ですよ?
それより次の依頼の話に移りましょう…」
さらに同時刻…
「情報感謝するぜアンナ…」
「水臭いこと言わないで、アタシとあんたの仲じゃない…
…今度のあんたのターゲットの「財団D」の犬、ちょっと厄介ね?
なんでもブラックトロン後継者を名乗る
用心棒レゴロボ乗りを雇ってるみたい」
「おもしれぇじゃねぇか…」
「それとおせっかいだとは思うけど。
例のSP1の新人の子…」
「…わかってる」
数日後、ガンセキ星にてさらに事件!!
「またもレゴロボハッキング事件だ!
今回は深宇宙勢力のインセクトイズの皆さんが被害に遭ってる!!」
「パイロットが乗ったまま暴走しちゃってるわけ!?」
「頼みます〇さないでください我々は平和的勢力です!!
そうは見えないかもしれませんが平和的勢力です
公式設定です!!」
「わかっています!今救出しますので…きゃあ!?」
「羽根部に気を付けてください切断ブレードになっておりまぁす!!」
「自衛用にしてはトガった武装してないこれ!?
パイロットを傷つけずにロボだけ倒す…大変だねこりゃ」
同時刻、ウィル・ブラックのブラックウイングは
「財団D」の息のかかった暗黒メガコーポを襲撃!!
「MOBドロイドロボを蹴散らしたくらいでいい気になるなよ!」
「新手か…あの機体は!?」
「この機体こそ「宇宙シリーズ戦乱の時代」の遺物!!
ブラックトロン2のバトルレゴロボ「ブラッククラブ」さ!!
そしてオレこそが伝説の宇宙の悪の組織
「ブラックトロン」の後継者!!」
「ほう…オマエが噂のブラックトロンかい?
おもしれぇオレもなんだよ!!」
続く!!