リビング田園都市との20周年コラボ企画 | とんこつラーメン 七志のブログ

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みなさまに笑顔でお帰りいただけるラーメン店を目指して、平成9年5月8日に七志とんこつ編を神奈川県横浜市青葉区の青葉台駅近くに立ち上げました七志らーめんです。

七つの志を忘れずに究極のとんこつラーメンを日々提供しています。


早いもので七志を立ち上げて、20年の歳月が流れました。

七志は20年前の5月に青葉台で産声を上げたのですが、当時は「自分の大切な人、家族や友人が、このお店のファンになる。」と、そんな想いで店づくりに励んでいました。

現在の七志があるのも、本格的なラーメンでありながら、楽しく食べる時間と空間を提供する。そんな姿勢がファミリー層にも受け入れられたのだと思っています。

横浜市青葉区のタウン誌「リビング田園都市」さんの読者は主婦が多く、青葉台店創業当時からファミリー向けの記事広告をお願いしていました。

そのリビング田園都市さんも今年で創刊20周年とのこと。20周年同士面白い企画ができないかと取り組んだのが、「20周年コラボらーめん」の販売です。

この企画は、リビング田園都市さんの特派員や編集者が、「こんなラーメンが食べたい」という主婦目線の意見を出して、それを七志で商品化するというものです。

6月のミーティングで集まった担当者からは、「肉が食べたい。ヘルシーに野菜も食べたい。途中で味が変わる味変を楽しみたい。少しづつ色々な物が食べたい。インスタ映えするものが良い。」などなど、様々な意見が出ました。

こんな要望を一度に叶えるなんて、かなり難しい話です。

心配になって私は総料理長に「こなん我儘盛りだくさんのらーめん、作れるの?」と言ったほどです。

しかしフレンチのシェフ経験のある総料理長は、なんと本当に作ってしまいました!

それが「ミセスのわがままらーめんコース」です。

バナナチップをアクセントにした、ゆず風味ドレッシングサラダから始まり、

バジルを効かせた軽めの豚骨スープに、パンプキンを練り込んだ麺。

具材は彩り豊か温野菜をライスペーパーで包み、箸を入れた時に具材が広がるようにしました。

チャーシューは、豚の肩ロースとカモのロースト、鶏の胸肉の白醤油漬けと、3種の肉を使用。2枚づつ副えて満足度を追求。

少量のご飯にチーズを載せて、スープをかけてリゾット風に食べらるようにもしてあります。

そして極めつけは味変用の、激辛とカレーの2種のスパイス。とっても風味豊かで、少量でも大きく味が変わります。これだけでご飯一杯いけちゃうという話も出たほどです。


ミセスのわがままを全部叶えちゃった総料理長の腕には、ただただ感心するばかり。

9月23日~10月9日までの2週間少々の販売はもったいないと思える短さです。
いつかまた、別の機会で販売してもお客様に喜んでもらえる商品だと思います。

そしてこの大変なメニューをやり切る現場のスタッフにも、私は誇りを感じています。

本当に良いスタッフに恵まれています。