一昨年、ポケモン金銀のベータ版ROM(没ROM)がネット上で公開され、ちょっとした話題となりましたが、なんと今回は任天堂スペースワールド'99で使用された改良版ROMが発見されました!任天堂スペースワールド'99が開催された3ヶ月後には製品版がついに発売されました。なので今回のROMは製品版になる直前の状態ともいえます。
情報元:http://pokemon-matome.net/articles/222841.html
スペースワールド'97のROMではハッパという名前だったのが、製品版同様チコリータへ変更。
姿すら違っていたハナモグラは製品版に登場するベイリーフへと大変身!!
最終進化形のハナリュウもメガニウムと名前を変えましたが姿は丸っきり同じ。
一方最初に選べる炎ポケモンはまるっきり違うものに変更。
同様に水ポケモンも。
銀版のオーダイルは四足歩行。
ホーホーは細かい部分を変えていますが、既に殆ど完成されていました。
一方進化形のボーボーは製品版に登場するヨルノズクに変更。
レディバも既に完成されていたのでそのまま採用。
しかし進化形のミツボシはレディアンに変更。
コクモはイトマルへと名前を変えていますが、デザインはそのまま採用されています。それはそうと実際のイトマルは黄緑色なのに製品版でも紫色でしたね。
進化形のツーヘッドは名前だけでなく細かい部分を変更してそのまま採用される予定だったみたいですが、製品版ではさらに違うデザインになっています。また最終的に名前はアリアドスになりますが、元々はアリアドネだったみたいですね!
エクシングもデザインは完成されていましたが、名前がクロバットに変更。
ベイビィポケモンのピチュー(ピカチュウの進化前)、ピィ(ピッピの進化前)、ププリン(プリンの進化前)。製品版ではププリンだけデザインをさらに変更されています。
また銀版のピチューは初期のピカチュウみたいに丸みを帯びた身体をしていますね。
アニポケでもいち早く登場した新種のポケモン・トゲピー。'97のベータ版ROMには進化形は存在していませんでしたが今回では進化形のトゲチックも追加。
ネイティとネイティオも既に完成されていました!
パチメエの名前がメリープになった事以外は変更なし。デンリュウはホウオウ、ヤドキング、ドンファンと共にいち早く発表された新種のポケモンだったので既に完成されていました。
キレイハナも概ね同じ。初期のイラストだとキレイハナの身体はベータ版ROM同様真っ黒だったけど、ルージュラの人種問題があったためか、黄緑色に変更されていますね。
ミュウツーの逆襲と同時上映された短編映画・ピカチュウのなつやすみにも登場した新種のポケモン・マリル。元々進化形のデータは存在していませんでしたが今回新たに進化形が追加されました。
ニョロトノも細かい部分に修正が入っています。正直初期のニョロトノの方がお腹に渦巻がはっかりと描かれていてニョロモ系統らしさがあると思います。
名前と細かい部分が変更されていますが、製品版ではさらに名前を変えて、ハネッコ、ポポッコ、ワタッコとなりました。ハネッコには耳のあたりに猫の要素の名残を感じるものの、最終的には完全になくなっていますね。
テイルはその見た目からしてエイパムの初期デザインだと思われます。そして製品版では細かい部分がさらに修正されていますが、しっぽの形とかは既に完成されていました。
ちなみに銀版では何故かデザインが変更されていないまま。
サニーはキマワリへと名前を変えました。でもデザインはほとんど同じ。'97年ベータ版ROMには進化形(進化前)が存在していませんでしたが、今回進化前のポケモンが追加されました。
ミズウオはヌオーへと変更。さらに今回から進化前のポケモンも追加されています。
イーブイの新たな進化形・エーフィとブラッキーも概ね同じ。
今回はここまで!