ポケットモンスター
ダイヤモンド&パール
第53話『ヒコザルの涙!』
サトシの仲間に加わったヒコザルは今まで過ごしてきた日々との違いに驚くばかりだった。食事は皆で頂き、ポケモンたちはバトルが終われば褒められ、互いを認め合う。ヒコザルもヒカリのポッチャマとバトルをし、タイプの相性の悪さから負けてしまい、シンジに捨てられたあの日の事を思い出してしまうが、サトシ達は責めるどころか相性の悪いポッチャマを相手によく頑張ったと褒めてくれた。そんな皆の温かさにヒコザルは思わず泣き出してしまうのだった。翌日サトシとヒコザルが水を取りに出払っている間に他のポケモン達がロケット団によって捕まってしまったが、突如現れたザングースの群とムサシのハブネークが因縁の決闘を始めてしまい、捕獲用カプセルに入ったポケモン達はザングースの突進によって崖に突き落とされそうになってしまった。戻ってきたサトシは過去のトラウマからザングース達に怯えるヒコザルに、お前の気持ちは分かる、でも今みんなを助けられるのはお前しかいないんだ、ヒコザル、お前なら出来る!と励ました。ヒコザルもサトシを信じて立ち向かい、もうか無しでザングース達を撃退した。そんなヒコザルにサトシはお前なら出来るって言っただろと褒め、最高に喜ぶヒコザルであった。
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涙なしでは見られないダイパ屈指の感動回!!
多分、アニポケダイパが大好きになった決定的なきっかけがこの回だったのかもしれません。
食事の用意をするにも食事をするにも皆一緒。でも今までは孤独な食事。楽しいとかそんな感情は生まれてこなかったはず。食事が済んだらすぐに過酷な特訓。
バトルが終われば褒められる事に衝撃を覚えるヒコザル。シンジからは褒められるどころか、バトルに勝ってもこの程度で浮かれるな、あの時の炎をものにできないなら、お前には何の’価値もないと冷たい事を言われるだけ。誰も褒めてくれない、認めてくれない。
ポッチャマとのバトルに負けてシンジに捨てられたあの日の事を思い出し、もしかしたらサトシにも捨てられるんじゃないかとふと思ったのかもしれないけど、サトシや皆はそれどころか褒めてくれた。
そんな温かさに思わず泣き出してしまうヒコザル。これまでどれ程辛かった事やら。どれだけ色々なものが溜まっていた事やら。サトシの泣きたかったら泣いていいんだぞという言葉もまた泣ける。
ザングースの群に襲われてロケット団とはぐれてしまったニャースが悪夢にうなされて目が覚めたヒコザルと満月の下で鉢合わせ。話を聞いたニャースはヒコザルに過去を捨てて今を、これからを生きていくのニャ、おミャーにはもう新しい仲間がいるんだからニャと言い残して去って行きます。
普段の苦労話も聞けて、ニャースってポケモンなのにつくづく労働者って感じですよねw でも満月を見上げてまた明日も頑張ろうってきっと思っているんでしょうね。
そしてザングース達とのバトルにて、
いいかヒコザル、もうかにはこだわるな、タッグバトルの時はもうかなんか使わなくても勝てたじゃないか、お前にはいいところがたくさんある。だから今はそんな自分を信じてガンガン攻めていこうぜ。
な、ヒコザル、
それが俺たちのバトルだ!
そうだ!ヒコザルはもうかが全てじゃない!サトシはそこをちゃんと見ている!ヒコザルももうか無しで力を発揮出来たのが何よりの証拠!
ヒコザルが危険な目に遭えば身を挺して守る!! サトシはヒコザルを絶対見捨てない!!!
バトル後、心の底から喜ぶヒコザルの姿がまた涙を誘いますね(*꒦ິㅂ꒦ີ)
この回に至るまでも十分面白かったけど、アニポケダイパに本気でハマったのってやっぱりこの回からだったと思いますね!いつ見ても泣けるし、いつ見てもサトシが格好良過ぎる!!(そしてニャースも良い味出してる)
■おまけ・その1
やっぱりザングースとハブネークは因縁の関係。いてもたってもいられない。既視感強い展開だから、時々AGの回だと勘違いしてしまうけど、ダイパでもこんな事やってるんですねσ(^_^;)
■おまけ・その2
ヒコザルが仲間に加わったのでオープニングでもサトシチームにヒコザルが登場!
■保存用
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放送日:2007年11月8日
※当初の予定では2007年11月1日での放送予定だったが、プロ野球・日本シリーズの影響で1週間延期された。