ポケットモンスター
第27話『スリーパーとポケモンがえり!?』
旅を続けるサトシ一行は中継地点のヨヨヨタウンで子供達が3日前から行方不明になっている怪事件を知る。さらにポケモンセンターではポケモンたちが元気を無くし、元気が取り柄のコイキングですらまな板の上の魚状態、コダックは頭痛が止まらず、やがてピカチュウも元気を失い眠ってしまった。サトシたちはジュンサーさんと共に睡眠波が発せられる館を突き止め、日頃都会の生活のストレスで睡眠不足に陥っていたポケモンだいすきクラブの会員たちがスリーパーの発する催眠波を睡眠薬代わりにしていた事が分かった。しかし本来ポケモンに向けられる睡眠波が人間用に波長を変えた事でポケモンに変な影響を及ぼし、さらには敏感な子供たちをポケモンになりきらせるポケモン帰りを起こさせていた。街の真ん中の公園で我を失っていた子供達を見つけ、事態を知っただいすきクラブはスリープの夢の波長でスリーパーの睡眠波を打ち消す事で子供達やセンターのポケモンを正常化させた。ところがコダックだけは変わらぬままだったが、図鑑の解説によって元から頭痛を持っていた事が判明した。さらにコダックはカスミが躓いた際に落ちたモンスターボールに自ら入り、カスミは不本意ながらコダックをGETしてしまうのだった...。
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カスミの良き相棒となるコダックは意外にもカスミにとって不本意な形でGETされた。水系ポケモンを極めるのがカスミの夢だが、コダックには当初惹かれなかった模様。
◼️おまけ・その1
原作ゲームには登場しないアニメオリジナルの街・ヨヨヨタウン。タウンというよりもはやシティ規模の大都市。サトシはビルに囲まれて息苦しいと述べ、カスミはコンクリートジャングルと表現していた。
ポケモンだいすきクラブの集会場になっている館も高層ビルの屋上にあるし、
この街のポケモンセンターも奇抜なデザインをしている。
ヨ・ヨ・ヨ
◼️おまけ・その2
今回登場したモブキャラの一人は後のエピソードでデザインが使い回しされている。ポケモン帰りを起こしている時はクサイハナになりきっていた。ちなみにこの子の夢は世界一のコックさんになる事。
ボーダー服の少年『そうだ、ぼく、ポケモンマスターになるはずなのに』
我に帰った少年が発言したセリフ。ポケモンマスターはサトシの造語ではなく、認知されたものなのか?
しかし3日間も飲まず食わずにポケモンになりきっていたのだろうか?コイキングになりきっていた子は3日間も水浸しになっていたことになるし(3日前からそうなったとは限らないけど)。この現象は地味に恐怖を感じた。
ちなみにスリーパーの睡眠波を受けたカスミはパウワウにポケモン帰りしていた。
◼️保存用
サトカスタケピカ
自称名探偵サトシが事件を解決したと述べるが、アンタは何もやってなかったでしょと2人から突っ込まれた。
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放送日:1997年9月30日
再筆日:2024年4月14日
元記事: