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C o l o r s

たのしく明るくたくましく



アイシテモ、あいしきれない


オドロイテモ、おどろききれない


ヨロコンデモ、よろこびきれない


カナシンデモ、かなしみきれない


それが版画です

 

棟方志功

 

 .  .  .  .  .


「2024 年 3 月 31 日をもって 閉館」

と聞いて、棟方志功記念館へ行きました。

 

 

エントランスに入ると、

まず目に入るのがこの言葉でした。



「版画」を「人生」

という言葉に置き換えて

何度も見てしまいます。



棟方志功さんは、

いつもニコニコしていて


描くときには

神様が降りてきたかのように


巨大な紙の上に、下絵もなく、

勢いよく描く姿が印象的です。

 

 


館内には、棟方志功さんが

大切にしていたピアノが飾ってあって

(ご自身は弾けないそうです)

ピアノの先には「二菩薩釈迦十大弟子」。



棟方志功さんを感じるように

鑑賞することができる展示空間で

感慨深い時間でした。


 

小雨がパラついていましたが

お庭には棟方志功さんがお好きらしい

ハマナス(ローズヒップ)

も咲いていました。



この日は、

初めて八甲田ホテルに宿泊しましたが


館内に沢山の棟方志功さんの

描いた絵や書が沢山飾られていて

こちらも素晴らしかったです。




 

 

 

人が人を見ない

 

みんな、人は人と一緒に生きるのに

 

見なさすぎ

 

悲しいな

 

まるで違う世の中なんじゃないかな

 

.......

 

 

小さい頃から大好きなノッポさんが

昨年お亡くなりになっていたとのニュース。

 

 

ボーッとニュースをくくりながら

たまたま目にした動画が印象的でした。

 

 

 

「今日は喋りすぎだよ。

   でもいいや、もう(笑)」

 

 

動画の最後に

照れかくしのように、

 

椅子に座りながら、

軽妙なステップを踏んで

笑顔のノッポさん。

 

 

 

動画は、2022年8月の

「子どもが大人にだまされた」

ノッポさんが訴える戦争の愚、

というタイトルです。

 

 

 

スマホ社会と子供たちについて

(おちびさん、と呼んでいます)

触れたノッポさんの言葉。

 

 

(電車では、みんながスマホに夢中。

 顔を上げることなく画面を見続けてる。

 子供の様子を見ることもなく。)

 

 

『人が人を見ない。

 みんな、人は人と一緒に生きるのに。

 

 見なさすぎ。

 悲しいな。

 

 まるで違う世の中なんじゃないかな。』

 

 

動画▶︎「子どもが大人にだまされた」ノッポさんが訴える戦争の愚

 

 

 

 

目の前にいる人を

私たちはどれくらい、

見ているでしょうか。

 

 

 

目の前に起きていることを

私たちはどれくらい、

受け止めているでしょうか。

 

 

 

そんなことをふと思いました。

 

 

 

ノッポさん、ありがとうございました。

 

 
インスタにupdateした内容です。

 

壊れていたキリコのランプ
解体して傘の部分を
花受けにしたら

家族のお気に入りになり
目にする頻度も増えて

少し室内に華やかさと
心に新鮮さがうまれました。


またしばらく自粛が続くので
おうち時間に
安らぎと変化を作りたい
なぁ…と思います。



ソフィアローレン、
久しぶりに目にしました。

息子さんと新作映画に
取り組まれたお話。



心に残る言葉は

「愛されなければ、
 そのぶん愛し方が
 わかりません。


 思いやりや共感を
 受けたことがなければ
 そのぶん他人にも
 思いやりや共感を
 示せません。


 この悪循環を
 断ち切らなくてはならない。


 人に与えれば、
 自分に返ってくる。

 結婚と同じです。」




「トンネルの先に
 明かりがちょっとずつ
 見え始めるんです。

 はじめは光には思えない。
 残り火のようなもの。


 それが少しずつ勢いを増し
 光へと変わっていくんです。

 その光は希望。
 

 きっとよくなる、
 世界は均衡を取り戻すんだ、
 という願い。


 信じれば、信じるほど
 きっと
 実現できるはずです。」
 

 

 

 
The less we are loved, the less we know how to love.
The less we are recipients of compassion and empathy, the less we know how to show it to others.