棟方志功「アイシテモ、あいしきれない」 | C o l o r s

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たのしく明るくたくましく



アイシテモ、あいしきれない


オドロイテモ、おどろききれない


ヨロコンデモ、よろこびきれない


カナシンデモ、かなしみきれない


それが版画です

 

棟方志功

 

 .  .  .  .  .


「2024 年 3 月 31 日をもって 閉館」

と聞いて、棟方志功記念館へ行きました。

 

 

エントランスに入ると、

まず目に入るのがこの言葉でした。



「版画」を「人生」

という言葉に置き換えて

何度も見てしまいます。



棟方志功さんは、

いつもニコニコしていて


描くときには

神様が降りてきたかのように


巨大な紙の上に、下絵もなく、

勢いよく描く姿が印象的です。

 

 


館内には、棟方志功さんが

大切にしていたピアノが飾ってあって

(ご自身は弾けないそうです)

ピアノの先には「二菩薩釈迦十大弟子」。



棟方志功さんを感じるように

鑑賞することができる展示空間で

感慨深い時間でした。


 

小雨がパラついていましたが

お庭には棟方志功さんがお好きらしい

ハマナス(ローズヒップ)

も咲いていました。



この日は、

初めて八甲田ホテルに宿泊しましたが


館内に沢山の棟方志功さんの

描いた絵や書が沢山飾られていて

こちらも素晴らしかったです。