外国が好きすぎて、
英語、スペイン語、インドネシア語、
フランス語、アラビア語を勉強している

七海
です。

 

ただの日常エッセイ(こちら)、

外国での旅行エピソード(こちら)、
外国人の親友とのエピソード(こちら

外国語習得ドタバタエピソード(こちら)
を書くよ。
 

 

 

 

知らないおばあちゃんが

目の前でちょっと高さのあるところから

こけて落ちた。

 

 

 

腹打ちするように

地面に向かって

ビターーーーン!!!と落ちた。

 

 

 

おばあちゃんは歩道を降りて

車道を横切ろうとしたのだが、

歩道から降りるときに

足がもつれてこけてしまったようだった。

 

 

 

私はそのとき

おばあちゃんの背後に伸びていた

まあまあ長い階段を降りているところで

 

 

 

「早く助けなくちゃ」

と慌てて降りた。

 

 

 

しかし、ここで私が急ぎすぎて

階段から落ちてしまったら

どうしようもない。

 

 

 

しかも、

私が足を捻挫して動けなくなっても、

周りにいる人は間違いなく

 

 

 

まずはおばあちゃんの方を

助けに行って、

私はほったらかされるに違いない。

 

 

 

そこで私は

全速力ではなく、

最小限の注意を払いながら駆け降りた。

 

 


私がおばあちゃんのもとに

たどり着く頃には

同じく近くにいたおばちゃんが

既に手を差し伸べていた。

 

 

 

おばあちゃんはこけた衝撃で、

自力では立てなかった。

 

 

 

そこで、おばちゃんと私で

おばあちゃんの両脇を抱え、

歩道と車道の境目の

段になっているところに座らせた。

 

 

 

おばあちゃんは

「もう大丈夫です。ここで少し休みます。」
と言って、

私たちを解散させようとした。

 

 

 

内心、

「いや大丈夫ちゃうやろ、

自力で立てへんのやで」

と思った。

 

 

 

ただ、

何も痛がってはなかったので、

骨が折れているから

立てないとかではなく、

 

 

 

こけた衝撃で体にいろいろ起こり

本当に一時的に立てなくなったのだろう。

 

 

 

私はまだ20代だから、

80代くらいになると

そういうことにもなるんだと

無理やり思い込むことにした。

 

 

 

おばあちゃんは割と本気で

私たち救助隊に

もう自分のことは気にせずに

解散してほしそうだったので、

 

 

 

おばちゃんと一緒に

「それなら・・・」

とその場を離れた。

 

 

 

それにしても、

80代になって

車道を歩いて横断するものではない。

 

 

 

途中でこけたら

自力で立ち上がれないなら

なおさらである。

 

 

 

というか、

車道はそもそも

何歳でも横断してはいけないところなのだ。

 

 

 

 

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