入院④ 〜追い討ち〜 | アクセサリーデザイナー、ハンドメイド作家、LunaRainbow モデル事務所エース

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こんにちは。
いつもブログをご覧いただきありがとうございます😊

今日はこの夏経験した病気入院の記事の続きを書こうと思います。
これまでのお話はこちら↓↓↓です。

〜〜〜〜〜
入院から数日間でどんどん麻痺が進みました。
毎日先生にチェックされるのが

眉を動かす。
目を軽く閉じる。
目をギュッと強く閉じる。
鼻の穴を広げる。
口をうーと言って尖らす。
口をいーと横一にする。
口をへの字口にする。

毎日、回診の先生とリハビリの先生にチェックされます。

どれも何も出来ません。
そして、
麻痺のない右ばかりが動くので
口元のセンターラインが右に引っ張られるようになってきました。


そして、
何日か過ぎた時
この紙↓↓を見せられながら説明がありました。
そして、
主治医に言われた事。

入院後1週間〜10日ほどした1番状態の悪い時に
筋電図検査をします。
近くの大学病院へ検査しに行ってもらいますと。
麻痺している頬の筋肉の動きを計るというもの。

正常な右頬が100%として
麻痺の左頬が何パーセントか。

例えば10%とかだったら
手術を勧めます。

手術は
耳の後ろ辺りに穴を開け
首の中の炎症を起こしている神経の周りを剥がして?神経を通りやすくするといった感じの手術説明だったはず。

もう、
頭に穴を開けるとか
首の中を触ると聞いた時点で頭が真っ白に。

そして、
手術をしたからといっても
良くなるとか、治りが早くなるとか
どうなるかは全く分からない。
良くなった人の方が多い傾向だと。
でも
検査結果が悪かった人でも
手術せずによくなった人もゼロではない。
ただ
昔は手術をしない方向でしたが
最近は学会でも
手術をした方が良いと言われているとのこと。

主治医は
私は検査結果が10%くらいだったら手術を勧めます。
20%〜30%だとどうするか悩むところですね。

もし、手術をすると決めたなら
早い方が絶対いいので
検査する時には
手術をどうするか
決めていてください。

手術すれば
入院は更に長引く事にもなるので
家族ともよく相談してください、と。


勿論
首辺りの手術で全身麻酔、
リスクがある事くらい分かります。

もし、
手術によって
他のところに麻痺が出たらどうしよう。。。
顔の麻痺だけなら
悲しいけど
生活に支障はない。

切って、取って、治るという図式の手術なら頑張れるけど。

良くなるか分からないのに
リスクが大きすぎる。

そんな風に思った私は
悩んだけれど
手術はしないと決意。

その話を聞いた夜は
また、涙し、、、
子供達の顔を想像しながら
やっぱり
顔は戻って欲しい、
でも手術は嫌だ。
モヤモヤは残っていましたが…


大袈裟だけど
まだ死にたくない。
まだ死ねない。

そんな風に考えていました。

翌日
主人が病院に来た時、
昨晩言われた手術のことを話しました。

私は
手術したくないと泣きながら言いました。

しなくていいよね?!と言ったら
何も言わずに
うん、と頷いてくれました。

そして、
検査当日
ドキドキしながら
でも、どんなに悪い結果でも
手術はしない!!と強い気持ちで向かいました。

順番待ちの
番号が
625番。
子供の誕生日。
(ちなみに、私の患者IDも17625で子供2人の誕生日を合わせたものでした。)

子供達も付いてくれてる‼️と勝手に
思っていました👍🏻

検査は
両頬に電気を通します。少しピリピリします。
痛いかもしれません、、、なんて脅されながら。
もうドキドキが勝っていたので
痛さは平気。
(痛くて無理な方もいるらしいです。)

そして、
しばらく待って
担当医からの説明。

55%あります。
手術いりません。
大丈夫です。

なんともシンプルに
サクッと説明されました。

ありがとうございました、、、と
私もそれだけ言って
廊下へでて
主人の元へ。。。

そこで
ホッとした安堵感やら
嬉しいやら
大泣き。良かった〜〜😭😭
顔がうまく動かないから
かなり引きつっていたはず。
でも、マスクもとって涙涙涙…

20年前なら
廊下で主人と抱き合って喜んだのかなチュー

もう、空気な存在の夫婦。
椅子に座って私一人静かに泣き
横で主人が私の膝をトントンしながら
うんうんって頷いている。

笑。

その日から
退院までの数日は
やっと気持ちが明るくなりましたおねがい





続く…