虎･浅井､ﾍﾞﾃﾗﾝの存在感見せる猛打賞

(ｵｰﾌﾟﾝ戦､阪神6-3ﾛｯﾃ､8日､甲子園)1軍に合流した浅井が『6番･中堅』で先発し､いきなりの3安打猛打賞｡12年目のﾍﾞﾃﾗﾝが存在感を見せた｡｢久々に(1軍に)呼んでもらって気持ちが入っていた｡安芸(ｷｬﾝﾌﾟ)でやってきて､体も元気｡ﾊﾞｯﾄも振れている｣｡関本とともに貴重な右の代打を担う背番号5が､ﾁｬﾝｽに結果を出した｡

虎･黒瀬､先制2点三塁打で1軍入りｱﾋﾟｰﾙ

(ｵｰﾌﾟﾝ戦､阪神6-3ﾛｯﾃ､8日､甲子園)｢9番･遊撃｣で先発した10年目の黒瀬が先制の2点三塁打｡二回二死一､二塁から右中間を破った｡｢追い込まれるまでは思い切っていこうと思っていました｡出場すれば頑張ります｣｡四回無死一､二塁では一塁線にうまくﾊﾞﾝﾄを転がしたが､一塁線上の内側を走ったとして守備妨害と判定された｡このとき､捕手の一塁送球が頭をかすめたが､"痛い"とはいっていられない｡1軍入りへ攻守にｱﾋﾟｰﾙが続く｡

虎･ｺﾝﾗｯﾄﾞ､来日初｢1番｣で快音

(ｵｰﾌﾟﾝ戦､阪神6-3ﾛｯﾃ､8日､甲子園)ｺﾝﾗｯﾄﾞが来日初の｢1番｣で快音を鳴らした｡一回に左腕･古谷の初球をたたき､三遊間を突破｡｢何番でも自分のｽﾀｲﾙは変わらないよ｣｡3試合ぶりの｢H｣ﾗﾝﾌﾟに｢しっかりとらえることができたけど､ﾊﾞｯﾄがまた折れてしまった｣と頭をかいた｡
この日､米ｱﾘｿﾞﾅ州から家族が来日｡念願の再会に試合後｢1ｶ月半ぶりかな｡すごく楽しみだ｡早く会いたいよ｣と関西国際空港に急いだ｡