今回は、「親の気持ち 子の気持ち」に2014年1月26日アップした記事をお引っ越し記事としてアップします。(現在、「親の気持ち 子の気持ち」では非公開)
何故に、急にこの記事を脈絡もなくアップしようと思ったか、と言いますと・・・
最近読み始めたブログがあります。
家庭連合(統一教会)2世(両親が合同結婚式で結婚して授かった子ども)の人が書いているブログです。
http://ameblo.jp/ysunaonakimoti/
私は、信者時代は2世と接する機会がありませんでした。
私が信者時代は、ネットもありませんでしたし、2世も少なかったので、2世の状態を青年信者が知ることはありませんでした。
2世の置かれている辛い状態を知ったのは、脱会後でした。
一番最初に2世の気持ちを知ったのは、「人を好きになってはいけないと言われて」という2世が出版した本を読んだ時です。
この本を読んではじめて、「あ~、統一教会やめてよかった。」と心の底から思いました。
あのまま統一教会にいて、祝福受けて、子どもを生んでいたら、子どもがこの本の著者と同じ思いをするところでした。
(この思いは、ある意味杞憂でした。だって・・・私、不妊でしたので。)
その後、ネットで2世の思いをちょくちょく見かけました。
2012年に、「ちっぽけな少女の話し」という記事が「やや日カルト新聞」でアップされました。
2世の少女が一世の親から虐待、監禁されたのです。
http://dailycult.blogspot.jp/2012/03/blog-post_12.html
http://dailycult.blogspot.jp/2012/03/blog-post_14.html
拉致監禁反対と言っている統一教会の親が、子どもを監禁する・・・
ホントに親という人種は勝手なものだと思いました。
何故に、親というものは、子どもに対し、自分の思いを通そうとするのか?自分の言う通りに生きることが子どもにとって幸せだと信じているのか?
全く持って、おめでたいです。
最近読み始めた2世のブログのブロガーさんはまだ20代はじめですが、とても人格的に立派です。
思わず、師匠と呼びたくなるほど。
それだけ、苦労したのでしょう。
ブロガーさんのご両親は、6500双。
私に年賀状をくださった方も、6500双です。
ブロガーさんの家庭は、ご両親と弟の4人家族とのことですが、私に年賀状をくださった6500双の方も、同じ家族構成です。
もしや、あの人の長男?と思ったのですが、ブロガーさんと私の知り合いの6500双の長男さんは年が違いますので、別人です。(ちょっと残念)
2世は私達が想像できない程、心に辛いものを抱えています。
2世がこんなにも辛い思いを抱えているのに・・・、ノウテンキに「家庭連合は出生率が高い!」と自慢している4人の子持ちの公職者がいることに腹がたちます。
子どもを産むことしかノーがないくせに、子どもを幸せにすることもできないくせに、エラそうなこと言うな~
前置きが長くなりましたが、ここからお引っ越し記事です。
前々記事で、拉致監禁するバカ親、毒親ぶりを書かせていただきました。
しかし、もっと上手がいるもので・・その上手のお蔭で、拉致監禁するバカ親が発生すると思われます。
その上手の毒親の犠牲者の子供(祝福家庭の二世)のツイートを引用します。
(引用文は青字とします。)
親の祝福受けろ攻撃、大抵論理がめちゃくちゃだけど、たまに「20代のうちに結婚しろ」とか「孫の顔が見たい」とか一般的な親が言いそうなことを織り交ぜてくるので面白い
「孫は欲しいけどサタンの子(一般の結婚で産まれた子ども)は死んでも見たくないからね!抱けないからね!」と毎回釘を刺してくるのも笑えるwww
両親が毎日のように呪縛の言葉をかけてくる。お前は逃れられない。親子の縁は切っても切れないものだからと。負けるか。死んでも負けるか。
このツイートしている二世の両親は、統一教会員を拉致監禁して強制説得することは反対していると思います。
なのに、拉致監禁している親御さんと同じこと(それ以上のこと)をしているのです。しかも、そのことに気づいていません。
ここまで来るとお笑い草です。これが正真正銘の「目くそ鼻くそを笑う」です。
とは言っても、当事者の二世の皆さんにとっては、笑いごとでもないし、「目くそ鼻くそ」と言っている場合ではないわけです。
真剣です。
祝福や信仰を強要する親は、毒親です。
毒から逃れるために、自分の人生を生きるためにどうしたらよいでしょうか?
私が二世の側にいたら、こう言います。
「親を捨てなさい!」
未成年の二世の皆さん・・・20歳になるまでに、自立できるだけの手段を整えてください。
親と一緒に生活している間の生活状況や、親から言われた言葉、されたことをできるだけ細かく日記につけていてください。
そして、20歳になったら、親と関係ない世界で自立してください。
生活状況や親から言われた言葉、されたことをできるだけ細かく書くことで、将来親に何かあり、扶養や介護がのしかかりそうになったら、それを見せて「私は親からこんな酷いことされたし、言われた。親は献金ばかりして、いつも貧乏だった。それでも、親の面倒みないといけないですか!?」と訴えてください。
と、ここまで読んで、「この女、超酷いこと言ってるな!」と思うでしょう。
客観的に読めば、私もそう思います。
だけどですね・・・私は嫌いなのです。
子供を私物化する親が。
自分の言う通りに生きたら、子供は絶対幸せになれる!と信じ切って、子供を傷つけている親が。
自己満足と自己陶酔、自己愛を子供への愛情、無償の愛、子供のために犠牲になっていると勘違いしている親が。
そんな親は、子供に捨てられたらいいのです。
mimiさんのブログ二世はつらいよ♪ より、統一教会で二世が中学校にあがる前に親たちに言われていることを引用させていただきます。
入学前の注意事項及び質疑応答
部活:部活選びで日曜日、修練会参加が決まります。
→注意が必要。一概に言えないが運動系の部活に入ると、日曜日の礼拝参加や修連会参加が基本的に難しくなる。
南東京は美術部が多い。また、男女が合同で行う部活はコミュニケーションが増える分一層の注意が必要。(合唱部、吹奏楽部)
南東京は現在特に指針は出していないが、地区によっては(奈良教会など)徹底されている。部活は入らせない。男子は丸刈り、女子はスカート禁止等。
部活に入っても明確な目的を持たせ、両立できているケースもある。
その場合は家庭での礼典生活がしっかりできている。これって憲法違反ですよね?
携帯:どう持たせるかで善の道具にもなれば、悪の道具にもなります。
→購入時にルールを決めることが重要。
EX)パスワードはなし、利用限度額の設定、フィルターをかける。など。
中高生部内でもLINEでコミュニティをつくり自由にコミュニケーションを取っている。
善の授受もあればともするとそうでない方向に傾倒する危険性もはらむ。
異性:学校はその話でもちきりです!
実はお子さまたちも相槌うちながら話には入っています。
→最後は親子関係。相談できる関係を築けたか?否か?がネック。
高校受験の重要性:高校で決まります。
→個人的には学習補助体制・進路指導体制のバックアップもあると良いと考えています。
親の信仰と子供の信仰→父親の信仰姿勢が子供に与える影響が大きいという統計結果が出ているようです。
これって、虐待にあたりませんかね?
「孫がこういうふうに育てられたら可哀想・・・やはり、拉致監禁(保護説得)して脱会させるべきなのだ。」と思った親御さんたち・・・
それは、↑の統一教会の親たちと同じ思考ですよ。