オランダの食医ママ

nanakoです♡

 

新時代の家庭の医学

【 食医 】を学んでいます。

 

食医ママ協会のマスタープログラム受講中♪

 

 

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今週で2才になるおチビちゃん。

市から、そろそろ小学校を

探し始めるようにと手紙が来た。

 

 

 

”正直、まだ早くない?”と思ったのだけれど

学校が100あったら100通りの教育がある

と言われているほど、オランダでは

学校によって特色が違うらしい。

 

 

 

 

 

実は、私は20代半ばの頃

オランダに移住してきてすぐの頃

オランダの小学校で働いていた経験がある。

(1年半くらい働かせてもらいました)。

 

 

 

 

 

その頃は

結婚や子育てとは無縁なうえ

その学校がオランダで出会った

初めての小学校だった事もあり、

 

 

 

 

 

オランダの学校ってこんな感じなんだ~

くらいにしか思っていなかったのだけど、

自分が子育てをするようになったいま、

よく当時のことを思い返すことがある。

 

 

 

(学ぶことを学ぶ。大人も子どもも、ひと対ひと)

 

 

 

私は、いわゆる普通の

日本の公立小学校に行った。

時間割も、教科書もみんな一緒。

漢字練習や計算問題やら、宿題もあり

翌朝、先生が回収するのが普通。

授業は、先生が一方的に話すスタイルで

テストは暗記力試験!のような感じだった。

本当にどこにでもあるような学校だった。

 

 

 

 

それから30年経って、今でも

日本の学校が同じかどうかは

知らないんだけど、20代で初めて

オランダの小学校で働かせていただいた時

これまで自分が経験してきた学校生活との

あまりの違いに、とてもビックリした。

 

 

 

 

学区無し

チャイム無し

制服無し

校則無し

宿題無し

 

 

 

異年齢学級

時間割は自分で決める

給食じゃなくて、お弁当

水曜は中休み

 

 

 

 

 

もうね、何もかもが違った。

 

 

 

 

 

当時の私は

日本の教育しか知らなかったから、

自分が受けてきた教育が一番って

信じて疑っていなかったし、

どこの国の教育も、日本と大差ないだろう

なんて勝手に思っていた。

 

 

 

(見学に行こうと思っている小学校。

自然と触れるのを大切にしていることが伝わってくる。

本日の写真は、この学校からお借りしました)。

 

 

(オランダでは、よくトランポリンを見かける。

こどもの体の発達にとっても良さそう♡)

 

 

(ビーガンウェルカムな学校とうたってる。

子どもの自主性と気持ちをとても大事にする)

 

 

 

オランダの学校の在り方を見て

改めて自分の学生時代を振り返ると、

何のための学校なのか、

そもそも学校の目的は何なのか、

根本から問われているように感じる。

 

 

 

 

 

時間割(チャイム)で動き

校則をきちんと守り

宿題を毎日言われた通りにこなし

好き嫌いをせず、遅刻や早退もしない。

先生の話をよく聞き、時間通りに動くのが

私の受けた教育における「良い子」。

 

 

 

 

 

だから、学校では

 

・給食は、つがれたものを

全て食べきるまで遊んじゃダメ

・体育は真冬でも半袖&裸足

・トイレは休み時間に行く

・肩より長い髪は結ぶ

・スカートはひざ丈   etc.

 

 

 

こんな

ナゾのルールがたくさん存在した。

 

 

 

 

 

私の学校時代の話を

オランダ育ちの旦那さんに話したとき

 

”これじゃまるで

ロボット生産工場だ!”

 

と言われました。笑

 

 

 

 

 

将来、社畜になるための生産工場。

より良い性能のロボットを世に出す

ことを目指して、品質(学力)向上。

そのために繰り返されるテスト。

競争させて、わかりやすくランキング。

 

 

 

 

 

それを10年以上繰り返したあと入社。

それだけ頑張ってきても、

入社した先に待っているのは

有給さえ取れず

家族との時間さえ裂き

残業・早出を強いられる日々。

睡眠時間や健康を犠牲にして得たものは

体調不良や薬が手放せない身体。

 

 

 

 

 

これじゃ、あまりにも辛い。

なんのために生まれてきたのか、

人生とは何なのか、分からなくもなる。

 

 

 

(自分が自分であることを尊重される国。

あなたはどう思うの?どう感じるの?こどもたち一人

ひとりが、きちんと自分の意見を言語化できる)。

 

 

 

 

いま

我が子の学校を考え始める時期にきて

私は、ものを知っている人間よりも

自分のしあわせを知っている人間を育てる

学校(教育)の方が好きだ、と思う。

 

 

 

 

 

一方的なものの見方を押し付けるよりも

自分の意見を持ち、伝えられる方がいい

と思う。

 

 

 

 

 

せっかく生まれてきたんだから。

 

 

 

 

 

オランダの教育の目的、それは

しあわせな大人になること。

 

 

 

 

 

いい学校に入るとか

いい会社に入るとか

そういった

外側にしあわせを求めるのではなくて

何が自分にとってしあわせだと感じるのか

自分の内側にしあわせを求める教育。

学校は、それを探るために

子どもたちに用意された一つの場所。

 

 

 

 

 

私は、その目的にすごく共感できる。

日本の学校を出たからこそ

見えてくるオランダの学校の魅力。

おチビちゃんがいるからこそ

いま、見えてきた新しい世界。

こういう経験をさせてくれて、ありがとう。

 

 

 

 

 

また学校見学に行ったら

見たこと

感じたことを共有したいと思います。

 

 

 

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