今日は
前回の続きです☆
まずわたしは、
何事でもそうなんですけど
小学校に関しても
良し悪しで
ジャッジはしたくない
とおもっています
これって
何に価値を置くかによって
変わってるじゃないですか?
なので
その子にとって合っていれば
それが良い学校になる
というスタンスです
↑
だから順番が逆かな?
良い学校だから子供を入れるんじゃなくて
その子に居場所があれば
そこが良い学校になる
というイメージです
逆に、その子にとって
学校が詰まらない...
学校に行きたくない..というようであれば
それは先生との面談や
最終手段としては転校も考えたい
とおもっています
たしかに人気度でいったら
シュタイナー小学校の
人気度は高いとおもいます
入学時期が限られていたり
転入が難しいという経験から
そんなふうに感じたのは事実です
だけど
シュタイナー小学校が
良い学校か??というと
それは、その子にとって
合うか合わないかによると思う
& ご家庭の考え方にもよるかな
とおもっています
たとえばシュタイナー教育の
デジタルを極力使わない
タブレットを使用しない
という教育方針に
って心配される方も
いらっしゃるだろうし
と、考える方も
いらっしゃると思う
そういうご家庭には
きっとシュタイナー教育よりも
もっと合う学校はあると思います
↓
大抵の現地校ではタブレット学習を
導入しているはずですので
見つけるのはそう難しくはないはず!
タブレット学習のない学校を探すよりも
ハードルは低いと思います
逆に
という考え方の人もいるし
どれだけ技術革新がすすんでも
人間そのものの
進化の過程というのは
太古から変わらない
だからこそ
いま、この時にしか
伸ばすことのできないことを
伸ばしてあげたい
子どもの感覚や体づくり、
手先の発達、集中力など
そういったものを育みたい
と考える方も
いらっしゃると思う
そういうひとには
シュタイナー教育のもつ考え方は
合うと言える
つまるところ
✓ 自分は、子育てにおいて
何を大事にしている人間か
✓ 我が子は何をしている時に
イキイキしているか
✓ 我が子は、どんな環境に
そういった要素によって
良い学校というのは
人によって変わると思うのです
なので
学校そのものの良し悪しではなく
その子にとっての良し悪し
だという考え方です
学校そのものを
良し悪しで判断してしまうと
危険だな、、と感じます
たとえば、シリア出身の知人は
家の目の前に学校があるのに
そこの学校には子どもを入れず
ユトレヒトにある
イスラム学校に入れています
このイスラム学校も
たくさんの地域から
子どもは集まっていて
それはシュタイナー学校以上に
広範囲 に及びます
↓
地図5:イスラム小学校の子どもたちが住むエリア
なんど40km近く離れたハウダから
通っている子供もいるようです!
どこから子どもが通っているかは
こちらのサイトから調べられます
Scholen op de kaart - Vind en vergelijk scholen in de buurt
インタナショナルスクール
も同じで、こちらは
イスラム小学校よりも更に広範囲
ユトレヒト市のインターなのに
アムスやハーグからも
通ってる子がいる
↓
図6:ユトレヒト市にあるインターナショナルスクールの
子どもたちは、アムスやハーグと都市を超えて
通学している。その距離、約70キロ!
もし単純に
遠くから通う子がいる小学校は、
良い学校とするなら
イスラム小学校も
インターもとても良い学校という
見方をすることができる
だけど
じゃあ、家の前にある
カトリックスクールが悪い学校か?
といったら、そうではないし
わたしのように
宗教感がない人にとっては
イスラム小学校も
カトリックも、どっちもどっち...
という印象を持つ方は
いらっしゃるだろうなって思う
また
ずっとオランダに住むか、
一時的な滞在なのかによっても
インターの価値は変わる
と思っています
たとえ遠くから通う子もいる
人気の
インターナショナルスクールでも
オランダ生まれのオランダ育ち
オランダ国籍を持つ
子どもたちにしてみれば
3年~5年くらいで
自国に帰ってしまうインターでは
生涯のお友達はできにくい...
という悩みを聞いたことがあります
逆に言うと
世界各地にお友達ができる
とも言うことができ
そこに価値があると考える人も
いるだろうし
一時滞在先のオランダ語よりも
世界共通である
英語を身につけさせた方が
将来的には役に立つ!
とも言えるわけです
だけど
一時滞在ではない家庭では?
家族全員オランダ人の家庭では?
オランダ以外に
住む予定のない家庭では?
オランダ語が
すっごく大事になりますよね?
中学 ・ 高校 以降も
オランダで暮らしていく一般的な
現地の子どもたちにとっては
公用語が英語なインターよりも
母国語をしっかり教育する
オランダの学校の方が合うわけです
↑
実際、オランダの小中高校では、
オランダ語が非常に重要視されます
移民など、小学校の途中でオランダに来た
オランダ語ができない子どもたちは
インターや日本人学校のような民族学校
に行かない限り、まず、
オランダの現地校には入れない...
ニューカマークラスなどの語学学校で
オランダ語に親しむのが先になりますね...
遠くから通う子がいる小学校は良い学校か?の結論
遠いところから通ってる子が
いる学校は、いろんな理由で
人気な学校はたしかにある
だけど
そこが良いかどうかは
子どもやご家庭による
というのが
わたしの意見です
そして我が家の話に
はなしを戻すと...
わたし自身は、子どもたちは
シュタイナー小学校に
行ってほ欲しいな
と希望していますが
絶対にシュタイナー小学校に
いれるんだ!!
子どもを絶対にここで学ばせるんだ!
という
頑固さや、意固地
融通が利かない状態
になってしまうのもまた
ずれていると思っていて...
希望は希望としてありますが
それが
親の夢
のようになってしまっては
いけないとも思っています
( 親の )夢の押し付けに
なってしまっていないか
冷静に判断したい
自分は子どものために..と思っていても
それを身近で見ている人からすると
何もそこまでせんでも...
やりすぎじゃない??
と思っている状況というのは
思い当たりがある
↑
最初は子どものしたいことだった
にもかかわらず、次第に
それを支えている( と思い込んでいる )
親の夢のようになってしまうとか。
そしてその親自身は、周囲がどう感じているか
どう思っているかに気づいておらず突っ走る...
という...
そういうときこそ
パートナーの視点が役に立つ
とも思っています
わが家なんて尚更
考え方が真逆なので
シュタイナー教育に興味がない
からこそ、客観的な見方、
冷静な意見が得られる
ここを素直に
耳を傾けられるか?
はとても大事だと思っています
↓
意見の真逆な人と、着地点を探る作業は
なかなかエネルギーを使うということは
オランダに暮らすようになって
すごく実感したことの一つでした
( 日本にいるということは、そもそも
日本人的考え方や物事の運び方、
捉え方、価値観というのを、最初から
持ち合わせているので、マクロ的視点でみると
価値観が近く纏まりやすいと感じます )
ここで感情的に
互いの主張をぶつけ合っても
埒あかない
良いことないな、と思っています
最適解を探すのは
自分がどう思っているか
何を大切にしたいか
子どもたちにとってどう作用するか?
ということを
分かりやすく言語化し
感情抜きに話す必要がありますね
エゴの押し付けになっていないか
に注意しながら
話をすすめていきたいと思っています
さて、どうなるやら...?
口で言うのは簡単ですが
実行してなんぼ
そして今回も言えることですが
どんな結果になっても
それがベストだという捉え方
どんな結果になったとしても
それはなるべくしてなった
ベストだと捉えたいです
すべてはベスト
また書きます☆
今日も読んで下さって
ありがとうございました。
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