年を取ったから捨てられたのか？

☆PONOPONO犬育てを広めるため、最初ににほんブログ村のクリックをよろしくお願いします。

↓　↓　↓

明日から妹が遊びに来ることになっている。

イナちゃん（白黒猫♂１歳）は、遊んでもらおうと（または遊んであげようと）楽しみにしている。

そんな中、事件が起こった。

昨日、妹からかかってきた電話に出ると、大きな声で鳴く猫の声が聞こえる。

が、明らかに妹の猫のミーちゃんではない。

いったい何が起こったのかと思ったら、自然公園にウォーキングに行ったらオス猫さんが助けを求めてきたと言うのだ。

妹はこの公園で餌やりされているメス猫さんの捕獲を計画していて少しずつ慣らしているところだが、今回のオス猫さんは今まで見たことがなかったそうだ。

やせていてて具合も悪そうで「助けてください」と訴えてくるので、メス猫さんにあげた残りのフードをあげたが、どうやって保護したらいいかという相談の電話だった。

ウォーキング中なのでバッグ類やタオルなどは何もない。

わたしが電話越しに聞いた声の様子は明らかに切羽詰まっていたし、弱っていて助けを求めてきたのだから素手でも行けるだろうと思って抱っこして車まで連れて行ってはどうかと伝えた。

あいにく駐車場までは上り坂で３０分の道のりだったが、何度も猫さんを休ませながらもなんとかたどり着いた。

具合が悪そうだったので動物病院に直行するように言ったのだが、車に乗ったらすぐに激しい雨が降り出したそうで、あのままあの場所にいたら衰弱していたに違いない。

猫さんは安心した様子で車ではおとなしくしており、動物病院ではくつろいでいたという。

脱水がひどかったので点滴して、検査と検疫もかねて入院になった。

この猫さん、マンチカンという種類の純血種で去勢されておらず、マイクロチップもなし。

気の毒なことに口腔状態が非常に悪く、歯がないのでしたが出ている。

年齢は７～８歳ぐらいではないかということだった。

見つかった場所と状況から、迷子ではなく捨てられたのではないかと思われる。

年を取って歯もなくなったから捨てられてしまったのだろうか。

そうだとしたらひどい話だ。

体重が2.3kgしかなかったので、かなりの間さまよっていたのだろう。

マンチカンという種類は脚を短く改良されているので、野山を歩くにはハンデがある。

エイズ白血病は陰性で大きな病気はなさそうなのは幸いだったし、人懐っこくて穏やかな性格なのもよかった。

迷い猫になるので警察に届け出たのち、3ヶ月以内に飼主が現れなければ所有権を取得するという流れになる。

妹の猫は他の猫が嫌いなので、どこか別の預かり先を見つけて、３か月後から里親募集だ。

これはなかなか大変なので、どうしたものかとあれこれ考えていたら、妹の友人が預かってくれることになったと連絡があった。

以前に猫を迎えたいと話していたので、その人に聞いたらたまたま子どもさんがマンチカンがいいと言っていたという。

そこで急遽、入院先の病院に見に行ったら気に入ってくれて、預かってくれることになったのだ。

このまま家族にしてもらえたらラッキーだが、預かりだけになったとしても大助かりだ。

最近は純血種の猫がよく捨てられているが、おとな猫はなかなか里親が見つからない。

いつも書いているが、犬でも猫でもおとなの方が性格がはっきりしているし、活動性が子どもより低くてイタズラもしないので楽に一緒に暮らせる。

お家を探している犬猫たちがたくさんいるので、もし新たに家族を迎えようと考えていたら、ぜひともそういう子たちを検討していただきたい。

気の毒なマンチカンさんには幸せをつかんでほしいと思った方は、にほんブログ村のクリックをよろしくお願いします。

↓　↓　↓

＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋

●犬への負担が少ないハーネスとロングリードの注文はこちら

●カウンセリング・レッスンのお問い合わせはこちら

●インスタグラムはこちら

ドッグウォーカー博士のスローライフ