問題行動の対処法はこれしかない | ドッグウォーカー博士のスローライフ

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昨夜は大変だった。

 

父が脚が痛いと言い出して、「いたい。いたい、いたい、いたい」とずっと言い続けるのだ。

 

塗り薬を塗って、痛み止めを飲ませてもなかなか収まらない。

 

しまいには、「お母ちゃん、死にたくないよう」と言い出した。

 

元気な時にはもう死んでもいいと言っていたのに。

 

イナちゃん(白黒猫♂1歳)も心配して父を覗きに行ったが、おもちゃをベッドの下に置いてきたので、励ましたのか遊べと言ったのかどっちだろうか。

 

「お母ちゃん」が母親なのか妻なのかはわからないが、どっちもすでに故人なので、「お母ちゃんの葬式はもう済ませたよ」と言っておいた。

 

「死んだ」よりはマシかと思ったのだ。

 

するとあっさり「そうか」と納得していた。

 

そのうちに痛み止めが効いたのか寝始めたのでやれやれだった。

 

子ども返りしているようだったので検索すると、認知症の症状のひとつの退行現象で、不安が主原因ということだった。

 

犬猫はでも人間でも、不安は問題行動の原因だ。

 

低気圧の接近で痛みと不安が出たのだろう。

 

こういうときに叱りつけたり、相手の言うことを否定したりするのはNGで、気持ちに寄り添って落ち着いてもらうのがいいとあった。

 

毎度思うが、犬猫への接し方も人間への接し方も基本は全く同じである。

 

叱ってもマイナスにしかならないというのも同様だ。

 

それについてはわかっていたので、父の駄々こねには「そうなんだね」と肯定して、「じゃあこうしようか気分」と提案したり、気をそらしてみるなどしてる。

 

わたしは人間には動物ほどやさしくなれないので、穏やかに淡々と接している。

 

父の場合はほとんどの問題行動は認知症によるものだし、あとはわたしと同じASDらしきこだわりが少々なので、とくにイラついたり腹が立ったりすることはない。

 

それに父は幼くして両親を亡くし、空襲で家を焼かれて親せき宅に居候するなど、だれかに甘えることを知らずに育ってきたのだ。

 

最晩年にちょっとぐらい甘えてもいいだろう。

 

今朝も脚が痛い、死にたくないとは言っていたが昨日ほどの勢いはなく、静かに寝て過ごしていた。

 

きょうも不安行動が強かったら、訪問看護ステーションに相談しようと思っていたのでちょっと安心した。

 

すると疲れが出て、1時間ほど昼寝してしまった。

 

イナちゃんもそうで、寝起きの変顔がこちら。
 

 

 

「じいじがちょっとヘンだったから心配したよ」。

 

 

ともあれ、他者を「叱る」とか「怒る」という行為は、社会から撲滅すべきではないかと改めて思った。

 

 

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