ケアンズへの道④ | ドリアン長野の読書三昧

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「アバター」って3時間半もあるのか。ちょっとしたランナーなら32.195キロを走れるんじゃないの。プライムビデオで娘と一緒に観た。惑星のジャングルのなんと美しいことか。あのような景色をスカイレールから見れるのか、と胸を踊らせていると、娘は開始40分で「つまらない」とリタイヤ。

おい、なんだよ、「ターミネーター2」は面白いって最後まで観てたじゃないか。仕方なく一人で最後まで観た。ストーリーはいたってシンプルだ。ベトナム戦争や湾岸戦争を想起する人も多いだろう。

そういえば関係ないが、『美味しんぼ』の作者、雁屋哲は山岡さんに「梅雨さえなければ日本はいい国なんだが」と言わせている。オーストラリアに移住したのもそれが一因だろう。

ともあれ、あまりにも旅行先を急いで決めてしまった、もっと話し合うべきだった、と妻も反省する。娘に聞いた。
「選択肢は二択。ケアンズ行きをキャンセルするか、それとも行くか」。

娘は「行きたい」と言った。
それからシドニーのことは口にしなくなった。
現地滞在は二日間だけだけど、楽しい旅にしなくては。
やるべきことはたくさんある。eSIMの購入(これはHolaflyで買った。三日間、使い放題で1400円弱という破格の値段。疑問点をメールしたらすぐに日本語で返信してくれた)。

ETA(電子版ビザ)は一人2000円。項目の中に「あなたは家庭内暴力の加害者ですか」とあり、もちろん「いいえ」にチェック。正直に申告する加害者がいるだろうか。

ホテルは様々な体験をしてほしいと思い、効率は悪いが1日目と2日目は別々のホテルを予約した。バックパッカーが泊まるようなホテルだが、さすがにドミトリーではなく個室にした。シャワーとトイレは共同。それでも一泊一万円以上する。二泊とも吟味して宿泊者の評価が高いホテルにした。難波から関空までは奮発してラピートを予約。

時差は1時間だが、現地時間を勘違いしないようにメルカリで腕時計(2000円)を購入。その他メルカリで購入した物は変換プラグ(500円)、首掛けスマホストラップ(300円)。旅の記録用のトラベルノートとリュック(1000円!)はAmazonで買う。リュックに付ける鍵と機内で安眠するための空気枕は百均で買った。