目の前の人は誰かの大切な人。 | 日々是conte。

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この世は体験、体感のくりかえし。

ふと思い立ち久しぶりに作った推しカレ。



シフトと予定

スマホで管理してたけど

リビングにいること多いからそこ用に。

直ぐ見れて良き。( -᷄ ᴗ -᷅ )ドゥフ


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前日まで

「だいぶ涼しくなったけどまだまだ暑いねえ」

なんて言いながら夏仕様の寝具で

扇風機まで使っていたのに

翌日朝方はさっぶい⁝( `ᾥ´ )⁝

 

明け方の寒さに耐えられず

その日のうちに冬仕様の布団を出した。

 

1階の母の部屋の

押し入れにしまってある布団類を出す時に

カラボの上に置かれた

祖父母の遺影と目が合い口角が上がった。

 

にっこり笑ってるばあちゃんとは対照的に

心情を察するのが難しい表情のじいちゃん。

 

私は母方の祖父母や家族には思いが深い。

それは亡くなった祖父母や叔父と過ごした日々から

しっかり愛情を感じてるからだと思っている。

 

父方の方からは

それらを感じないというわけじゃないけど

なんとなく受ける感じからは

『愛情』というより

『気遣い』の方がしっくりくるのだ。

 

当人同士のやりとり以外にも

母親の影響があると思っていて

父方では気を使いピリピリする母が

自分の実家では気楽にのびのびと過ごしている。

 

そんな姿を見たり感じたりしてなのか

父方では遠慮していたけど

母方ではワガママ言えた。

 

母方の祖父に関して言うと

物心ついた頃には亡くなっていたため

私自身の記憶はないのだけど

 

暴君だった祖父が

私が生まれた途端人が変わったように優しくなったという。

帰省するとおしめを交換するたびに洗ってくれたり

顔をくしゃくしゃにして私の名前を呼んでは

散歩に連れ出し周りの人に自慢していたんだと。

 

そんな話を何度も聞かされていたため

私の中に〖私は祖父から愛されていた〗という確固たる自信があるのだ。

 

母から数々のネガティブな洗脳を受けたが

唯一この洗脳に関しては心から感謝をしている。

 

そんな大好きな祖父母の遺影を見ていて

『母はこの人達の大切な人なんだな』

ってふと思った。

 

と、同時に大好きな人の大切な人を

優しくできなかった事に申し訳なさが湧いてきて

『優しくしたい』と思えた。

 

その数分前まで嫌悪感でいっぱいだったというのに。

 

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ここ数ヶ月

母に対してイライラしてた。

 

母の父に対する当たりの強さとか

『裏切られた、騙された』という思いが強いが故の言動で

母からは父への嫌悪感しか感じない。

たまにならともかくここんとこずっとそうで

なんなら酷くなってる。

見ていて(側にいて)気持ちのいいものではない。

 

モノをはっきり言わず遠回しな言い方とか

言動が伴っていないこととか

言いだしたらキリがないのだけど

 

私の中のフィルターを通さず

母の思いや考え

どう感じていて

どう思っているのかをちゃんと知りたくて

話す時間を何度かとったりしてみるも

 

相手を分かりたいと話せば話すほど

母とは分かり合えない者同士なんだというのが

明確になるばかりで悲しくなったりして。

 

『家族だから〇〇』という固定観念が

私の中にまだまだあるんだなって。

 

縁あって〖家族〗になったけど

元々は異星人同志なわけで

自分と違ってたり、分からなくて当然なんだよね。

 

そもそも相手(母)を変えようとしてたし

余計なクソバイスしてイライラするとか何してんだろって。

 

視点を変えてみたりして

自分を納得させようとしたけど

それでもなかなか難しくてモヤモヤしてたのが

ふとした事で簡単に切り替わったのだ。
 
〖誰かにとって大切な人〗という認識。
 
例えばイヤな事する人が居たとして
一瞬イラッとするんだけど
「この人にも大切な人は居て
この人を大切だと思う人が居るんだよな」
みたいな事を思ったりする。
 
それが周りの人に対しては浮かぶ言葉だったけど
親に対しては適応外だったことにハッとした。
 
そこには私自身が
親から大切な存在だと思われてないと思っているとか
そういう拗ねがあってのことなのか。
 
とにかく、
肚の底から湧いた〖優しくしたい〗に
嬉しくなったよって話。