映画:missing | ニッチの七色模様

ニッチの七色模様

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「子なし主婦のつぶやき」から「ニッチの七色模様」に変更しました♪
結婚14年目で小さな男の子を出産☆現在結婚18年目

これは7年前?に石原さとみが吉田監督に作品に出たいと打診したところから始まって、今回の作品になったとのこと。

ドラマでも石原さとみのシリアスな演技が好きで、今回石原さとみが凄い熱量で演じたということと、子を持つ親として内容が気になったことから見に行ってきました。



内容は思っていたものと少し違い、ビラ配りから始まり、ビラ配りで終わるというもの。

大きな起承転結はなくても、娘を探し続ける親、周囲やSNSの悪意、報道の実態、人の優しさ等が丁寧に描かれていたと思います。

そして石原さとみの演技が凄い!!

通報電話の時の表情とか…本当に凄いなと思いました。


そして思ったこと。

子供ってしっかり見てても目を離した一瞬でいなくなることとかあって…

特に夫とトイレに行った時に、私が外に居ると思ってか1人で走って出てくることもあって(少し前に2人に注意したけど)…

もし私がいなくて、その隙に連れ去りがあったらと思うとゾッとしたりするのだけど、

万が一にもそうなった時には、この映画のように子を探すことだけになり、普通の生活は送れなくのだろうと…。

そしてリフレッシュデーとか貰ってる私は避難の的になるのが現実なのだろうなと(夫にリフレッシュデーがあっても、「母親」が子から離れる時間を持つことを良しとしない社会だよね…)。


父親にも母親にもリフレッシュする時間は必要だし、普段はしっかり全力で子と向き合っていても、少しの部分を切り取られて悪意に攻撃されるんだなと怖くなったし、実際そういう事件でSNSとかの避難があるのが現実なんだと思う(正直、意味が分からないしそういう書き込みや憶測は嫌悪しかないけど)。


人に悪意を向けることのない社会になって欲しいなと強く思いました。