こんばんは、事務局タカッチです!
先日、原付でふらっと地元散策。
その中で、いくつかの石の文化財と出会いましたので、ご紹介いたしますm(__)m
豊後大野市には、石の文化財(磨崖仏・石橋・石幢など)が多いです!
加工しやすい阿蘇溶結凝灰岩が身近にたくさんあることが一因でしょう。
街を歩いていると、結構多く目にする石の文化財。
そんな日常の中にある石造文化財をご紹介いたします!
なお、各文化財の説明や地図の編纂につきましては、いつもお世話になっております「大分県豊後大野市から気ままなblog」さまの記事や地図を参考・活用させていただいておりますm(__)m
文化財の情報発信、ありがとうございますm(__)m非常に詳しく分かりやすいブログですので、ぜひご覧くださいませ♪
今回は、千歳町柴山地区にある4つの石造文化財をご紹介です!
<行程>
(1)茶屋の辻庚申塔
(2)藤原の板碑
(3)杉ノ本の宝塔
(4)柴山の石幢
▽動画でもご紹介!
(1)茶屋の辻庚申塔
県道57号からKBツヅキ方面へ向かう上り坂にある十字路沿いにございます。
▽地図
製茶工場にある十字路(辻)にあるから、「茶屋の辻」というのは偶然でしょう(笑)
(おそらく、この付近に参勤交代道跡があり→参勤交代一行が休憩するお茶屋がこの辺りにあったのではと、勝手に推測(笑))
万治4(1661)年に建立。
豊後大野市指定の文化財です。
この地域に多い、庚申さま信仰に関する庚申塔です。
(2)藤原の板碑
白鹿山(はくろくさん)の麓、鹿道原(ろくどうばる)台地の墓地にある板碑。
#「ま:幻の 白鹿がいた 白鹿山」
#「ろ:鹿道原(ろくどうばる) 戦時中は 飛行場」
↑ぶんごおおのカルタです♪
▽地図
板碑とは、主に供養塔として造立された岩の石碑です。
鎌倉期、関東の武士を中心に広まったとされます。
藤原の板碑は、永正9(1512)年、大工の梅木与三左衛門により造立。
豊後大野市指定の文化財です。
▽藤原の板碑から眺める夕焼けの鹿道原台地の風景が大好きです☆
丁字路の墓地にある宝塔。
▽地図
宝塔とは、一重の石塔で、基礎と笠の平面は四角、塔身は平面が円形で、軸部と首部を作り出しているものです。
詳細についてはあいにく不明。
豊後大野市内には、こうした宝塔はじめ石の文化財が多いです!
(4)柴山の石幢
杉ノ本宝塔の近くにある石幢。
※Google map未登録スポットのため、地図共有できず…。
豊後大野市指定文化財の「柴山石幢」とは異なるようです。
※「柴山石幢」(大分県指定文化財)
1553年建立。
「海部郡柴山村」の記銘→当時この辺りは大野郡ではなく海部郡だったと判明する貴重な文化財。
ただし、個人宅にあるそうです。
こちらは、ポケストップ「柴山の石幢」です(笑)
笠や六地蔵ある立派な石幢&隣に宝塔(?)もあり!
…と、4つの石造文化財をご紹介!
これ以外にも、柴山地区には石造文化財が多々あり!
国や自治体の指定文化財はもちろん、お地蔵様など身近にある石の宝物・信仰物なども今後ご紹介したいと考えております。
おおいた豊後大野ジオパーク、灰石の文化を堪能しませんか?
------------------------------------------------------
<大分県豊後大野市青年団なないろベース>
◇MAIL◇nanairobase ☆ gmail.com
(※「☆」を「@」に変換してご投稿くださいませ。)
◇facebook◇ http://www.facebook.com/nanairo.base
☆1日1回クリック頂けるとと嬉しいです♪(ブログランキング)☆