豊後大野カルタの舞台~千歳編~ | いっちきち!やっちきち!豊後大野

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大分県のなないろベース(豊後大野市青年団)のブログです。活動のこと、豊後大野市のことを紹介します!

こんばんは、事務局タカッチです!

本日2記事目です!

1記事目(県連)もよろしくです♪(別府大学青年団も頑張っております!)

 

今回は、豊後大野カルタ記事。

ご承知の通り、現在、絵札募集を行っております

今一度、読み札一覧と絵札の作成方法について、過去記事にてご紹介いたします。
ご参考にお願いいたしますm(__)m

今夕、原付で千歳散策。

その際、カルタの舞台となっているスポット7つを回りました♪

(今後は、メンバーと一緒に市内各地の舞台を巡る企画も考えています!)

絵札の参考になれば幸いです!

 

それでは、カルタの舞台@千歳にみなさまを誘います♪てへぺろ

※カルタの句順にご紹介!

 

 

☆手取蟹戸(てどりがんど)

◎6番「か」…「カニさんが つかまり渡る 手取蟹戸」

 ・大野川のうち千歳~犬飼で見られる、ギザギザの岩。

  →1億年前の大野川層群犬飼層のこと。

    砂岩と泥岩とが互層をなし、硬い岩盤&褶曲活動で傾いている。

 ・とにかく急流!急流すぎて、蟹がこのギザギザの岩に登る

  →人間の手に届きやすい(手で取りやすい)場所を蟹が渡り、「手取蟹戸」と名付けられたそうだ。

 ・この地層からは、イノセラムスといった中生代の化石が発掘される。

▽本日撮影の画像

▽過去撮影のおすすめ画像

☆平尾社鳥居(ひらおしゃとりい)

◎8番「く」…「くぐりたい 平尾の鳥居 おごそかに」

 ・柱が八角形という珍しい鳥居。

 ・観応2(1351)年建立。銘記のある鳥居としては、県内でも最古レベルのもの。

 ・平尾神社本殿は、谷をはさんで1km先にある。

 ・鳥居近くにある2本杉も注目!(落雷の跡あり!?)

 ・20年ほどまで、テレビの取材で、漫画家やくみつる氏訪問。

  →「この八角形の柱は珍しいですね~」と講評。

▽本日撮影の画像

▽過去撮影のおすすめ画像。

 彼岸花の季節(9月後半)がおすすめ!

☆大迫磨崖仏(おおさこまがいぶつ)

◎17番「ち」…「鎮座する 牛の厄除け 大迫磨崖仏」

 ・豊後大野市(おおいた豊後大野ジオパーク)内の数ある磨崖仏の中て、唯一、知田火砕流(由布川火砕流)に彫られている。

  →脆い岩盤のため、麻などの繊維を用いた塑像である。

  →一方、磨崖仏の上部は阿蘇4火砕流で覆われている=知田&阿蘇の境目を確認できるジオサイト。

 ・牛の厄除けとして信仰された。

 ・昔、磨崖仏の目には金が埋められていたそうだ。

 →そして、その金を盗んだ者がいた。

 →その盗人が磨崖仏へ続く石段を下って逃げようとしたところ、足を滑らせ、大けがを負った…という伝承もあり。

▽本日撮影の画像(過去画像は同じアングルのため省略)

☆白鹿山(はくろくさん)
☆鹿道原(ろくどうばる)

☆妙覚寺(みょうかくじ)

※上記3個所は関連があるため、まとめてご紹介!

◎31番「ま」   …「幻の 白鹿がいた 白鹿山」

◎43番「ろ」   …「鹿道原 戦時中は 飛行場」

◎106番「みょ」…「妙覚寺 大蛇がまもる 大きな鐘」

 ・千歳町・犬飼町の境にある標高267mの山。

  →この山に昔、白い鹿が住んでいたという伝説があることから、「白鹿山」と呼ぶ。

  また、そのすそ野に広がる台地・平野を、「鹿道原」と呼ぶ。

 ・白鹿山には、「妙覚寺」という寺院がある。

  →江戸期創作と推定される石造の山門あり。

 ・鹿道原には戦時中、軍用の飛行場が建設されたり、鹿の競馬場があったりしたとの話あり。

▽本日撮影の画像。

 なお、久々の白鹿山。

 非常にきれいに整備されていますね☆

 木も伐採されたのか、初めて三重・犬飼川の眺望も拝見。

 素晴らしい景色です☆

▽過去のおすすめ画像

▽鹿道原の飛行場を伝える唯一の戦跡(遺産)が、千歳中学校グラウンドに残る鉄製ローラー(詳細記事)。

☆幸寿(ゆきひさし)
◎79番「しゅ」…「シュールだね 幸寿の 抽象画」

 ・1911(明治44)年、現在の千歳町生まれ。

 ・日本のピカソと呼ばれ、代表作は「狂女」シリーズ。

 ・1995(平成7)年、京都の東本願寺で「煩悩成就」を制作。

 ・同じ頃、ふるさとの千歳村に幸寿美術館が開館。

 →開館セレモニーのテープカットで、カットされる前にテープが地面に落ちるアクシデント発生。

 →その模様が、全国ネットの地方ニュースNG大賞で紹介された記憶あり。

 →美術館は一度引っ越しされたのち、現在は残念ながら閉館。

 ・千歳町の新福寺に、幸寿氏の作品が残る。

  →私の記憶が正しければ、千歳小学校校長室や千歳公民館2階ロビーにも作品があるはず。

 ・ファミレスで、コーヒーを2時間飲みながら、制作構成されていたそうだ。

▽本日撮影の画像。あいにく作品画像なし。

 美術館があった場所(初代:創寿苑となり、二代目:旧千歳村役場)をご紹介。

☆ひょうたんまつり・ひょうたんさま

◎92番「ひょ」…「ひょうたんさま よいしょよいしょと おおわらじ」

 ・毎年12月第1日曜日、柴山八幡社で開催。

 ・大きなわらじとひょうたん、赤い衣装でお神酒を振舞いながら練り歩く奇祭。

 →800年ほどの歴史あり。

   当時戦で荒れたこの地に、豪族の益永氏が宇佐神宮のご分霊を迎えたことに由来。

▽本日撮影の画像

▽過去のおすすめ画像

…以上が、千歳町でのカルタ舞台です!

これらの画像を参考に、絵札制作していただければ幸いですm(__)m

私自身も、本日の取材や記事執筆を通じて、改めて地元再発見しております!

(白鹿山の絶景は、本当にすばらしかった☆)

 

先述のとおり、なないろベースメンバーでカルタの舞台めぐりをしたいと考え中です♪

みなさまも、ぜひカルタの舞台を巡られ、絵札に挑戦してみませんか??

みなさまのご協力よろしくお願いいたしますm(__)m

 

以上です。よい一週間を☆

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