緒方三社川越祭り2014 | いっちきち!やっちきち!豊後大野

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"冬の夜 神輿担ぐや 緒方川"
2014.12.6(Sat)19:00-、@原尻の滝ほか

こんばんは、事務局です。
本日2記事目です!
1記事目(秋葉鬼塚古墳)もよろしくお願いいたしますm(__)m


突然ですが、原尻の滝に行ったことのある方!
滝の上流で、↓こんな風景を見かけたことはございませんか??
 
「なんで、川の中に鳥居があるの??」
…この答えは、今日・明日行われる伝統的なお祭りにあり!


今夜・明日の夜と、緒方町で「緒方三社川越まつり」が行われます!
寒い冬の夜、男衆が神輿を担いで、冷たい緒方川を渡る伝統行事です!
(今年の全青大写真展に出展した作品の一つが、この祭りを題材としたもの。)

緒方の歴史&ジオと密接に関係するお祭りだと解釈しております。
なぜ、男たちは、寒い冬の夜、神輿を担いでこの緒方川を渡るのか。
 ・「そこに川があるから」
 ・「家族である三柱の神様を、しっかり会わせたい!」
…そういう想いがあるからではないでしょうか?

弊ブログでも過去(2010年)にこのお祭りをご紹介いたしました☆
今夜、事務局メンバーが観覧いたしましたので、その模様をご紹介いたします!


川越し祭り
緒方町といえば、有名な豪族緒方三郎惟栄
800年前、彼が3つの神社を建立。
それぞれ、父・母・子の神(天皇)を祀っております。
各神社(一宮・二宮・三宮)の神輿が、年に一度、再会@二宮します!
しかし、三宮だけ、緒方川の外側(対岸)にあります。
そのため、三宮の氏子らは、三の宮の神輿を担ぎ、白いふんどしを締め込み、緒方川を渡って二宮に向かうのです!
その緒方川、神の通る道に、先ほどご紹介した鳥居がございます!
(もともと、戦後に恒久平和を祈願して、地元の若者が建立。現在では、川越しまつりでも活用されております。)

「そこに川がある」という、自然によって定められた運命。
その運命に対し、人間は工夫・対応したのです!
この意味では、ジオパーク活動に関係したお祭りともいえるでしょう!
(もちろん、ジオ以前からずっとこのお祭りは行われてきましたが。)


さて、説明が長くなりましたが、川越しの模様を、画像にて一挙にご紹介いたします!
▽三宮を出発した神輿は、19時にいよいよ緒方川へ!
  川の中の鳥居を越えます!男衆の気合十分☆
 
 
 

▽川を越えた後、二宮八幡宮へ!

▽三宮と二宮の神輿がご対面☆
 
▽一宮・二宮・三宮、家族全員、無事に今年も再会できました☆
 
なお、明日も19時に緒方川を渡ります!(お還り)
ぜひ、この勇姿と迫力を、生で感じませんか??


以上、緒方三社川越し祭りの模様でした☆
明日は、千歳でひょうたんまつり&マラソン!
これまた事務局メンバーが参加予定です。乞うご期待を♪
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