慢性病論  | 丁寧な触診ではりとお灸をする鍼灸師奈々

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丁寧な触診。マッサージではなく触ることであなたの体を知りはりとお灸を使って治療しています。
治ると言うことに疑問を持ちホメオパスふみえ師匠に出会い学び自分なりの答えを持つようになりました。
思春期男子を子育て中です。日々反省と躍進してます。

くり鍼灸師奈々くり

〜ホメオパシーとシュタイナーを学ぶ〜

 

 

火曜20時〜21時

スカイプ「慢性病論」です

 

 

昨日の復習〜sao☆キラキラ

 

 

いよいよ本文に突入です音譜音譜

 

 

 

第1節 慢性病治療の問題

 

 

 

私や弟子たちが書いてきたものを見ればわかるように、ホメオパシーの医術を忠実に守るなら、人間を瞬く間に襲う(急性の)病気だけでなく、流行性の疫病や散発生の熱病であっても、この医術は、アロパシーの治療法よりも本質的に優れていることが、これまでにもいたるところで、きわめて決定的に、しかもはっきりと明らかにされている。

 

 性病も同じくホメオパシーによって、より確実に、より容易に、後遺症もなく徹底して治療しれる。なぜならホメオパシーは、局所的に生じた病気を破壊することもなく、またその進行を妨げることもせずに、もっぱら内側からのみ最高の特効薬によってない的な根本の病気を根絶させ治療するからである。

 

 しかしこの広大な地上では、性病のほかにも長く患う秒kの数がはるかに多くなっていった。それどころか法外に大きな数である。今でも依然としてそうなのだ。

 

 これまでアロパシーの医師たちが行ってきた治療は、この種の病気の苦しみを増大させることだけに役立っているにすぎない。というのも、あらゆる種類の温泉と一緒に、彼らが使っていた多くのあらゆる混合薬とは、その一つひとつについては真にどう作用するのか知られていない劇薬の物質から、薬剤師が大量に合成したものだったからである。彼らが使っていたのは、発汗や唾液分泌を多く促進させる薬、感覚を麻痺させる薬(痛み止めか)、浣腸剤、塗擦材、駆風剤、燻蒸剤、吸い出し軟膏、糜爛剤、打膿法である。だがとりわけ、効き目の長い緩下剤、血吸いヒルを使い、放血法、飢餓法を行った。通常こうした方法に従って生じた医原性のすべての苦痛が普段からどのように呼ばれていたとしても、それらは病気をよりいっそう悪化させる。薬を次に投与するまでの合間にいわゆる強壮剤を使ったのに、バイタルフォースをますます低下させる。その一方で、治療によって、今であった病気の代わりに際立った変化が起きた時には、よりいっそう悪化した別の病的状態が、すなわち病名のない医原性の病気(最初に発症した自然の病気よりもはるかに重篤で治療のできない病気)が引き起こされる。このとき医師は、次のようにいって慰める。「古い病気は円滑に取り除きました。新しい病気が現れる危険性は確かにありますが、最初の病気と全く同じように円滑に取り除けると思います。」と(ここで言っている「新しい病気」とはそういう意味なのか)。こうして同じ病気の現れ方が変わり、間違った危険な薬によって生じた新しい病気が加わり、患者の苦痛がますます酷くなっていく。

 

 

本「慢性病論」第二版

 ホメオパシー出版

 サミュエル・ハーネマン 著

 澤元亙 訳

 

 

 

 

sao☆アロパシーとは西洋医学です

 この本が書かれておよそ200年は過ぎていますが、今でも依然としてそうです。aya