水を得たコイ5発&14点爆勝!広島、球団初3試合連続2桁得点 | 浜のおじさん&週末はオリックス親父( ̄∀ ̄)のブログ
 (セ・リーグ、広島14-5巨人、8回戦、広島6勝2敗、26日、マツダ)今季最多の14得点で2位巨人を圧倒した。広島が球団史上初の3試合連続2桁得点で4連勝。打線に火をつけたのはプロ11年目で初めてのグランドスラムを放った松山だ。
 「ことし一番の当たりです。自分が好きなところにボールがきたので勝手に反応した。完璧ですね。初めてなので本当にうれしい」
 先発・ジョンソンが一回に4点を失ったが、ものともしなかった。田中が四球で歩き、一死後、丸、鈴木の四死球ですべての塁が埋まり打席へ。巨人のドラフト1位・鍬原拓也投手(中大)の内角低めスライダーを右翼席へ運び、一振りで同点とした。
 1点を追う三回には丸のソロで同点としたあと、なお無死三塁で左中間へ勝ち越しの二塁打。四回にも右前打を放ち、三塁打が出ていればサイクルという大活躍だった。緒方監督は「最高の結果」と絶賛した。
 ルーティンが好結果に結びついている。移動休みになることが多い月曜日には毎週、マツダのトレーニングルームにこもって振り込みやウエートトレを敢行。毎年故障に泣かされて規定打席到達はゼロだったが、プロ20年目、41歳の新井から「少しでも毎日トレーニングしておけよ」と助言をもらってから実行している。
 「チームとして状態はいいと思います。これからも1戦1戦を大事に戦っていこうと思っています」
 2位・巨人とのゲーム差を今季最大の6・5に広げ、貯金も再び2桁に乗せた。タナキクマルと鈴木、新井の主役だけでなく、松山らが脇を固めるカープ打線が打って打って打ちまくって、新たな歴史をつくる。 (柏村翔)
データBOX ◎…広島が14得点で、6月23日の阪神戦(○11-3)、同24日の阪神戦(○11-6)と3試合連続の2桁得点。広島の3試合連続2桁得点は球団史上初。プロ野球記録は4試合連続で、1951年の巨人、98年のダイエー、2003年の日本ハムがマーク ◎…14得点は5月11日の阪神戦(○14-1)と並ぶ今季最多。巨人戦での14得点は01年9月1日(○14-5、広島市民)以来17年ぶりで、マツダスタジアムでは初 ◎…三回までに2桁得点を記録したのは、4月25日のDeNA戦(10得点=1→6→3)に次いで今季2度目で、巨人戦でマークしたのは15年5月5日(13得点=10→2→1)以来3年ぶり