日本ハム・上沢、完封7勝!今季3度目で大谷に並んだ | 浜のおじさん&週末はオリックス親父( ̄∀ ̄)のブログ
 (パ・リーグ、日本ハム5-0ソフトバンク、10回戦、日本ハム6勝4敗、26日、那覇)日本ハムは26日、ソフトバンク10回戦(沖縄セルラー)に5-0で完勝。球団創設4500勝を飾り、首位・西武に1ゲーム差に迫った。上沢直之投手(24)が2安打無四球で、今季3度目の完封勝利。六回まで1人も走者を出さない投球で7勝目を手にした。 「七回の前に、西川さんに(完全試合の)『チャーンス』と言われて、めちゃめちゃ意識した。あの人、マジ悪いです」。上沢が苦笑交じりに快投を振り返った。
 1974年に球団名が日本ハムとなって初めて開催された沖縄での公式戦。23日に梅雨明けした南国での一戦で、上沢は六回まで圧巻の18人斬り。一塁ベンチが快挙への緊迫感に包まれる。ところが西川に“激励”された直後の七回、先頭の中村晃に二塁内野安打を許し、夢はついえた。
 「でも、いずれ打たれると思っていたので気にしなかった。4点リードしていましたから」
 内川に投手強襲安打を許し、一死一、二塁とされたが、柳田、デスパイネを打ち取ると、128球で無四球完封勝利だ。
 今月14日にリフレッシュのため出場選手登録を抹消された。中12日でマウンドに戻ってきた右腕は最速146キロの速球と、カットボールを軸にソフトバンク打線を沈黙させた。「しっかり休んだので、仕事ができてよかった」とうなずいた。
 これで、節目の球団通算4500勝。「素晴らしかった」と上沢の投球をたたえた栗山監督は「(球団の)先輩に喜んでもらえるよう、次に向かって頑張るだけ」と前を見据えた。 (片倉尚文)
上沢 直之(うわさわ・なおゆき) 1994(平成6)年2月6日生まれ、24歳。千葉県出身。専大松戸高から2012年ドラフト6位で日本ハム入団。14年に1軍デビューし、球団の日本投手では尾崎行雄以来52年ぶりとなるデビュー3戦3勝を記録。17年には726日ぶりに1軍での勝利を挙げた。通算成績は63試合登板で24勝25敗0セーブ、防御率3・21。1メートル87、89キロ。右投げ右打ち。既婚。年俸2400万円。背番号15。