日本ハム・清宮、札幌Dで柵越え4発!「台湾の大王」にほめられた | 浜のおじさん&週末はオリックス親父( ̄∀ ̄)のブログ
 日本ハムのドラフト1位・清宮幸太郎内野手(18)=早実高=が27日、札幌ドームでの全体練習に参加。28日、3月1日に同球場で行われる台湾ラミゴとの国際交流試合に向け、約3時間汗を流した。初めて同球場で行ったフリー打撃では、42スイングで4本の柵越え。昨季三冠王となった相手の強打者、王柏融(ワン・ボーロン)外野手(24)からは、お墨付きをもらった。
 マイナス1・4度の外気温とは対照的に、グラウンドは熱気に包まれていた。清宮が札幌ドームで初めてのフリー打撃を行い、22スイング目で右翼席最前列に“本拠地1号”を放つなど、計42スイングで4本の柵越え。気持ちよさそうに汗をぬぐった。
 「気持ちいいです。広いですし、こんないいところでやれる」
 球団の北海道移転15周年プロジェクトの一環として、28日から台湾ラミゴとの国際交流試合が開催される。この日、昨季三冠王を獲得し『台湾の大王』と称される王柏融もチームとともに来日。2年連続打率4割をマークした台湾史上最強打者で、日米のスカウトが視察に訪れる予定だという。
 同じ右投げ左打ちの清宮にとっても、お手本となる存在だ。昨年2月に台湾プロ野球選抜の一員として来日し、WBC日本代表との壮行試合で則本(楽天)から本塁打を打ったことをきっかけに注目。動画サイトの「YouTube」で映像を検索するなど「(体が)後ろに残るのに鋭いスイングをする」と、関心を寄せていた。
 その大打者から、お墨付きももらった。王柏融は高校通算111本塁打を放った清宮について「ニュースで拝見したことがあります」。一塁ベンチ前でフリー打撃を見学し「プロでも素晴らしい成績を残すと伝わってくる」と素質を認めた。
 28日と3月1日の試合では一塁守備に就き、対外試合で初の先発出場を果たす可能性も高まってきた。
 「自分らしいプレーをして、グラウンドで元気を出して、バットで結果が出れば最高」
 沖縄ではお預けとなったプロ初安打。開幕1軍入りをかけ、札幌でアピールする。 (中田愛沙美)