【若松勉 キャンプCHECK】制球安定「新しい松坂」あとは球速 | 浜のおじさん&週末はオリックス親父( ̄∀ ̄)のブログ
 (練習試合、中日-韓国ハンファ、26日、沖縄・北谷)新たな松坂を見た。内外角にボールを散らして3人で封じた。力まずに制球重視で投げたことが好投の要因だろう。ソフトバンク時代は力むあまり、首を使いすぎていたが、この日はいい意味で静かに投げていた。フォームが暴れないから、制球も安定した。
 もともと、投球術も秀でた投手。スライダー、フォークボール、シュートなど変化球を投げ分けてストライクゾーンを広く使うことができれば、白星を手にするチャンスも増す。
 ただ、逆にいえば迫力に欠ける。この日の投球では、打者は怖さを感じないのではないか。やはり、あと4~5キロはほしい。今後、球速は上がるのか。そこが復活への鍵を握るだろう。 (サンケイスポーツ専属評論家)