【若さんのツバ目線】こんな前向きなバレ見た事ない | 浜のおじさん&週末はオリックス親父( ̄∀ ̄)のブログ
 ヤクルト春季キャンプ(26日、沖縄・浦添)今年のキャンプは、昨年の屈辱を晴らそうという思いが伝わってきた。宮本ヘッド、広島から加わった石井、河田両コーチらがチームに新風を吹き込み、選手も食らいついた。点数を付けるなら95点。猛練習の成果はシーズンで出るだろう。
 青木、山田哲が元気なのは何よりも心強い。さらに目を見張らされたのがバレンティン。明るく前向きに練習に取り組んだ。臨時コーチを務めた私にも「ハイ、ワカサン」なんて気さくに声を掛けてきた。こんなこと、これまでに記憶がない。
 大振りしないから結果が出る。24、25日のオープン戦2試合で5打数5安打2本塁打と打ちまくったが、そのうち4本が中堅から右方向だった。2013年の60本塁打が示すように突出した打撃能力を持つ選手。近年は強引さが目についたが、今の気持ちでチーム打撃に徹すれば自然と結果はついてくるはずだ。
 新外国人も期待が持てる。先発候補の左腕ハフは大崩れしないタイプ。しっかり試合をつくってくれるだろう。抑え候補のカラシティーも制球が良く、自滅することはない。今後が楽しみだ。 (サンケイスポーツ専属評論家)