原作に忠実なドラマとは | 七彩の羽根~エンタメときどき株日記

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書こうかどうか迷ったんですけどね。。

 

いやでもSNSでは正直な気持ちが書けなくて、ここに引っ越してきたんだったわ。


だから書きたいことを書こうと思います。

 


 

なんかもう、俳優さんが気の毒すぎるダウン

 

 

 

放送終了後からモメた末、最悪の結果を迎えてしまった「セクシー田中さん」

ドラマ自体の評価は高く、私も面白いと思いました。

確かにカタルシスのない結末で、モヤッとはしましたけどね。

 

最終回、思わずクレジットを確認し、

「あぁ原作者が書いたんだひらめき電球」と思うほどにはテイストが違っていました。

ドラマ的王道展開ではないけれどリアリティがあり、こういう結末もありだなと思いましたよ。

 

でもそうは思わない人も相当数いて、その声が1~8話を書いた脚本家に対して寄せられたようです。

 

 

 

勿論、作品は原作者のもの。

勝手に手を加えられるようなことなどあってはなりません。

 

その一方で、脚本家にも自分の脚本に対する想いがある。

ドラマの脚本家としてクレジットされる人に対して、

「原作に忠実に、一切のオリジナリティを加えずに書け。」

というのは、正直無理ゲーではないかと思います。

 

ドラマがコケて叩かれるのは、原作者ではなく、脚本家です。

自分が望まないものを自分の名前で出して叩かれる。

そんな理不尽、私なら耐えられません。

 

原作に忠実なドラマとは、

原作者と脚本家の相性が良かったがゆえに出来た偶然の産物

ではないかと思うのです。

 

 

なので私は、

「作品名とキャラ名、入り口の設定は貸しますが、あとは好きにしていただいて結構です。」

というのでない限り、ドラマ化はしない方がよいと思う派です。

 

とはいえ漫画出版社はドラマ化したいでしょうし、断りにくいというのはあるかもしれません。

 

 

 

 

私が過去にハマった「5時から9時まで」という漫画もドラマ化されましたが、

ギリギリ許せるのは主人公くらいで、他はキャラからストーリーから、全部ダメだと思いました。

当然、1話でリタイアハートブレイク

 

でもそのドラマはヒットし、確かドラアカも取りました。

最近Tverで無料配信していたのでチャレンジしましたが、やはり3話くらいで脱落。

原作を愛する者にとっては、キャラは全然違うし

大事なところが全部省略されたトンデモドラマとしか見れないんです笑い泣き

 

 

ドラマがヒットしたお陰で漫画は売れ、有名声優によるドラマCD付き単行本やイラストブックが発売。

それはすごーーく嬉しかったです音譜

 

当時はSNSで発信する時代ではなかったので原作者の考えはわかりませんが、

その後も数年連載は続き、今はスピンオフが連載されています。