衛と空
６年前、空(町田啓太)が投身自殺を考えるほど
追い詰められていたのは、
上司による凄惨なパワハラのせいでした。
辛くても誰にも助けを求められず、死を考えたとき。
フッと現れた年上の女性が、
温かい食事と、生きる場所を与えてくれました。
そりゃ、惚れるしかないでしょ！
好きです・・
ずっと好きでした。
手を握って正面から見つめて
空のどストレートな愛の告白
こんな美しい顔を前に、
１ミリも揺らぐことなく、門前払いする衛（江口のりこ）。
「亮を切れなかったのは、最初に優しくしてくれた人だから。」
ようやく一ノ瀬(戸次重幸)と決別した衛ですが、心の傷は深いのでしょう
就活生を登場させたワケ
倒産の危機なのにインターン。
いったい何のためにいるんだろう
その答えがここで出ました。
これがやりたかったのね。
空の元上司に社内の情報を漏らしていたのは
インターンの豪徳（板垣瑞生）でした。
その見返りに、内定が貰えることを期待して。
このドラマは、氷河期さながらの就職難な世界線です。
インターンの３人は何十社も落ち続け、
秋になった今でも内定がありません。
有名私立大の学生ですから、周りは次々と内定を決めて、就活から足を洗っていたりするのでしょう
リリカ(志田未来)は不安を言葉や態度に表して発散するタイプですが
豪徳はいつも明るく、おちゃらけていました。
でも、本当はリリカと同じように
自分はどこからも必要とされていないのか？
どこでもいいからとにかく内定が欲しい！
という、ギリギリの精神状態にまで追い詰められていたのです。
私も2000年代前半の就活生だったので、
グサっと刺さりました
リリカ→公務員試験
もう1人の女子→大学院
という抜け道に進むところも全く同じ
空もそうですが、助けを求められないタイプの人が一番危険です
今吉の目的は？
衛が空や優と楽しく部屋飲みしている時、
今吉は、スケベ爺に腰を抱かれてどこかに消えていきました
多分、衛と会社のために。
サラッと流されていましたけど、後々何かの伏線になるのでしょうか。
衛と優
二人きりの部屋飲みに乱入する優（赤楚衛二）
衛と空がいい雰囲気になると
どこからともなく現れます。
正直、お邪魔虫です
w
wでも、さえない貧乏学生だったのが
料理もできるし、仕事もできる
イイ男になりつつあります。
次回は１年後。
海外赴任を経て、成長した優が
帰国するところからスタートするようです
優のスペックが特盛状態！
氷河衛はその名のとおり、
簡単に他人に心を開かない女性。
唯一心を許した一ノ瀬から酷い裏切りに合い、
ますます守りを固めてしまったことでしょう。
そこに割って入るには、きっと優のような図々しさや攻める姿勢が必要なのかも
