放射線治療(SGRT)開始 | 40代の乳がん治療記録

40代の乳がん治療記録

40代働き盛りで突然の乳がん。診断〜治療までの経験を綴ります。
2023.2 乳がん診断(ステージⅠ ルミナールA)
2023.4 手術(部分切除、リンパ節転移無し)
2023.5〜 ホルモン療法開始、放射線治療21回
現在はタモキシフェン服薬とフォローアップ診療のみです。

先週の放射線治療計画用CTから1週間、今日から照射が始まりました。


痛みのない治療とわかってはいましたが、初めての治療に妙な緊張感でガチガチになってクリニックに向かいました。

先生からも技師さんからも「緊張してますか?すぐに慣れますよ」と慰められながら、いよいよ初照射不安


わたしが受けるSGRT(体表面画像誘導放射線治療)は、身体の皮膚表面を3Dスキャンして照射位置を調整することができ、呼吸法を使って心臓への照射を最低限に抑えることができるメリットがあります。*詳細はリンク先で。


https://act-oncol.or.jp/information/乳がんの放射線治療における最新技術(dibh-sgrt)/



わたしの乳がんは左胸なので、放射線をあてる胸のすぐ下には心臓があります。この心臓への不要な照射を最低限にするために、照射時には息をたくさん吸って肺を膨らませる(心臓と乳房を遠ざける)んですね。

ガイドモニターを見ながら、吸う→息止め(照射)→吐く、というのを技師さんの誘導に合わせて 2〜3回ほど繰り返します。モニターがあることで呼吸もしやすいし、きちんと心臓避けてる!という安心感があります。


それから、3Dスキャンでの位置調整のため身体へのマーキングも不要なので、精神的な負担もないですし、皮膚炎予防のための保湿もしやすいです。


SGRTが導入されている病院はまだそこまで多くはないそうですが、放射線治療に不安のあるかた(特に左胸乳がんのかた)は、検討する価値があると思います。


位置調整も含め照射は15分くらいで終わりました。

クリニックのあとは隣接のイオンモールの中をウロウロとウォーキング。今日から毎日モールの中を7000歩を歩いてから帰路につくことに決めました指差し

続くかな〜。