退院 | 40代の乳がん治療記録

40代の乳がん治療記録

40代働き盛りで突然の乳がん。診断〜治療までの経験を綴ります。
2023.2 乳がん診断(ステージⅠ ルミナールA)
2023.4 手術(部分切除、リンパ節転移無し)
2023.5〜 ホルモン療法開始、放射線治療21回
現在はタモキシフェン服薬とフォローアップ診療のみです。

創の経過がよくリハビリも順調なので退院が決まりました。
リンパ節転移がなくドレーン設置がなければ術後2〜3日で退院と言われていたので、予定通りです。

入院中は4人部屋を1人で使っていたので、カーテンで仕切ることもなくイヤホンも不要、物音を気にすることもなく好きな時に好きなことをして、かなり自由。
術前術後も含め入院中通してナースコール0回、それくらい快適でした。

本当に病棟の皆さんには感謝悲しい

今日入浴中に自分の胸と創をまじまじと見たのですが(2回目)、当初説明を受けていたよりも創が小さいかなと改めて思いました。

病院によっては自分で自分の創を見る時間というのを作ったりもするそうですが、わたしの場合特にそういうタイミングもなく、シャワー解禁のときに1人で見ることになったんですよね。


若干動揺しながらも、エイヤの気持ちで鏡をドーンと見てみると、「ん?……ふーん……」という感じ。


このあたりはとても主観的な話で中には小さな創でもひどく心を傷める方もいらっしゃると思うので、あくまでも私の感じたことになりますが、少なくとも私は「え、こんなもんのなのか」と拍子抜けしました。

4センチくらいの創が、胸の上部と脇の下に2箇所。もともと胸が小さいこともあるのか、胸の形が変わることもありませんでした。


あと精神的にとても支えになったのが、看護師さんが検温や創のチェックに病室に来てくれるたびに「おお、キレイ!」や「さすが〇〇先生、創小さいね、よかったね」と励ましてくれたこと。

この言葉がお薬のように心に染みて、とても嬉しかったです。


医療も日進月歩。

変にネットの情報や画像に悲観的にならず、手術への不安を主治医と話して解決していくことが必要だと、改めて感じました。