2ストスクーターが起きるのを前提に、ドライブ系のパーツを用品店で買い揃えます。

 

欠品パーツに関しては取り寄せてもらいます。

 

 

 

安物パーツを通販で購入すればコスト的に有利だが、用品店の「お客さん」だと何かと融通が効いたり思わぬ情報を手にすることもできると考える。

 

 

 

 

スクーターのストリート向けのチューンに、ありとあらゆる商品を試したがいつしかからかドライブベルトは純正かこの「グロンドマン」に限ると思うようになった。

 

ただし、Live Dio用でなくスポーツ系の「太ベルト」

(Live Dio ZX用は少し長い)

 

 

 

ノーマル系にスポーツ系のベルトを入れるとギア比が全体的にハイになるので、クラッチスプリングで強めの半クラに振ってゆく。

 

クラッチスプリングもいろいろ試したが、ストリートなら「KITACO」がちょうどいい。

 

 

 

となると、ウエイトローラーを少し軽くしてローラーの飛び出しを遅らせてみよう。

 

例えば、料理で食材と調味料の組み合わせでどんな味になるのか想像するように、このセットアップでどんな走りになるのか想像して数値を導く。

 

同じセットアップで同じ速さにならない所が、スクーターチューンの面白さ。

 

 

 

新品バッテリーはさすがに高いので、通販でお気に入りのブランドをチョイス。

 

あるショップで「いいバッテリーを使わないとCPUを壊すよ」と、半ば脅迫めいた(?)発言を耳にしたがキャブ車で2ストなので何ら問題はないでしょう。

 

 

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台風が通過中ではあるが、エブリイのリアハッチを雨除けにまずはバッテリーの接続から行います。

 

 

 

 

この頃以降のHONDA車はビスでなく、樹脂製のピンで留まっている。

 

取り外しには「両翼」を破壊しなければ再利用ができない仕組み。

 

 

 

まあ、いろんなことを回想しながら次へ進めます。

 

 

 

 

Live Dioは水平シリンダーだが、他メーカーと違い若干「起きて」いるので、プラグのアクセスがいい。

 

 

 

熱価は純正と同じ6番。

 

 

 

いよいよワクワクのイグニッションON!

「ON」の証明のため、ウインカーを点滅。

 

セルボタンをPUSH!

 

キョホホホホビーーーーンビンビンビン・・・・

 

 

 

あっけなく「起きて」しまいました。

 

次はドライブ系のセットアップ。

うまくハマればいいですね。

 

同じ職場で仕事のパートナーとして働いている方の4スト50ccのスクーター。

 

以前からエンジン始動が困難となって、今月に入ってから全く始動しなくなったと言う。

 

 

半年くらい前に、私がオイル交換&点検を行って試走行した際、ワイドオープン時に大きな「引っ掛かり」が気になっていた。

 

 

 

まずはスパークプラグだろうと非常に稀な「Eプラグ」を交換したが、火花は十分だが始動する気配が全くない。

 

 

 

インジェクション車のメンテナンスは初めてだが、燃料ポンプ→スロットルバルブ→インジェクタと順を追って診てみようと、いきなりのポンプで不具合が発覚。

 

電源がきているのは間違いない、しかしポンプは無音のまま。

当然セルを回しても燃料が出てくることもない。

 

 

市内のHONDA系バイクショップに向かい状況を説明すると、やはりポンプが怪しいと。

そこでポンプの価格を見積もってもらうと何と¥23.000(税別)!

さらに廃盤!

 

 

今回、修繕が困難となった場合「乗り換え」となると伝え本人さんもOKとしている。

ただ、お金がかかるのではと心配している。

 

 

・・ここをタダで終わらせないのがナオさん。

市内の現状販売しているショップへ向かおうではないか。

 

 

 

 

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HONDA  Live Dio SR  国内仕様 1996年式

 

最高出力 7.0ps 車両重量 75kg

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この日は整備済販売車はなかったが、数台の部品取り車の中の一台に目が留まる。

 

 

 

さらに、ショップにあるまじき笑撃プライス!

 

起こすのに必要なパーツを揃え、交換後のだいたいの金額を伝えると本人さんは快くOKと。

 

 

 

もう迷うことはない、即断!

 

普段使いはしてないが、休日でのショッピング等にはいいアシが必要。

 

 

 

翌日引き取り、我がファクトリーへ。

 

規制前2ストスクーターの潜在能力を余すことなく発揮させます。

 

我がCRF250L(MD44)にごく稀に起こる原因不明のエンスト。

 

前モデルのMD38よりかなり改善されたとは言え、不安分子は極力取り除いたほうがいい。

 

 

 

なのでこの際、まとめて交換といたしましょう!

 

 

 

 

前回は確か15.000kmくらいの時に、ブリッピングを伴ったエンジンブレーキをいつものように行った時に急にエンスト。

 

これが噂の・・と思いながら、少々のクランキングではエンジンが掛からず焦ったが、その後ディーラーの夢店に駆け込み純正プラグを入手&自力交換。

 

 

 

今回は通販で購入。

 

純正は確か赤い箱だったが、いずれもイリジウムプラグで品番も同じ。

NGKのイリジウムだけど「IX」が付かないんですね。

 

 

 

六角対辺は「Cプラグ」と同じ16mm。

 

プラグソケットにエクステンションを繋いでホールに落とし込んでレンチを用いプラグを摘出。

 

 

 

新しいプラグをセットし、ホールに落とし込んで感覚を頼りに手締めで回らなくなるまで締めた後、レンチでガスケットが軽くつぶれるくらいに本締め。

 

たかがプラグ交換と言うなかれ。

誤ればヘッドをはぐらなければならない事態に陥る。

 

 

 

続きまして、390 DUKEのプラグ交換。

 

本来は燃料タンクを外す必要があるのだが、それに被さっている樹脂外装も取らないと。

 

暑くて日陰で行っているが、時間をかけたくないのでそのまま抜くとしましょう。

 

 

 

やはり、すぐに「天井」につかえてしまってコードが抜けない。

 

しかしそれはタンクでなく、複雑に這っている配線の束なのでうまくかき分け空間を確保。

右側からコードを抜いたほうがいい。

 

 

 

プラグは主にクルマに使われる六角対辺14mmタイプ。

 

 

 

 

抜き取り時につかえてしまうので、少し持ち上げエクステンションを分離した上でプラグソケットを取り出す。

 

差し込み時は逆の順序で、ホールにソケットを落とさないようにエクステンションをドッキングしてから後はいつもの流れに。

 

燃料タンクを外せばプラグの抜き差しは容易になるが、これらをディーラーに持ち込めばオイル交換と同じく、当たり前のように¥1万は請求されそう。

 

 

 

最後はこのプラグ。

 

これは同じ職場で仕事のパートナーとして働いている方の4スト50ccのスクーター用だが、50ccなのに4バルブを採用している故、極めて細いプラグが採用されている。

 

六角対辺13mmの「Eプラグ」。

 

採用車種が稀なのでプラグソケットなんてどこにも売ってない。

なので13mmのディープソケットで行う予定です。

 

8月初旬、2018年に購入した我がエブリイの3回目の車検の時期が近づいてきました。

 

エブリイの購入に際し、夏季休暇中にユーザー車検できるタイミングに意図的に合わせてあります。

 

 

 

事前に点検・整備した上で点検簿に記録。

 

車検当日に下回りの洗浄と、車体をピカピカに磨きました。

 

 

 

持ち込み車検でハネられる確率の高い光軸だけを予備検で合わせる。

 

これで準備が整いました。

 

 

 

先月のCBRの車検で重箱の隅をつつくような指摘をもらい、2回も落ちるミスをくらったが、今回は「私のクルマ」なので一撃で臨むつもりだ。

 

運輸支局内で自賠責と重量税を支払い、受検表(?)に必要事項を記載。

 

 

 

隣の軽自動車協会で検査料を支払い、まとめた書類を提出。

 

第二ラウンドの予約だったが、すぐ受検するように促されました。

 

 

 

いよいよ緊張の建屋内へ・・

 

前回と違ってとても空いている。

恐らく、ディーラーも働き方改革の一環で長期の休暇を取っていることも考えられる。

 

 

 

灯火類・排ガス・ブレーキ・速度・光軸すべて、最後にクルマをリフトさせ下回りの検査。

 

フロントのブッシュやブーツ系を重視している印象でした。

 

 

 

 

これと言った指摘もなく、無事2年間の公道を走れる権利を取得。

 

軽自動車協会は運輸支局にありがちなギスギスした雰囲気もなく、職員それぞれが職責を果たす誇りをも感じられました。

 

 

 

先月は終業間近での合格だったので一切の余裕はなかったが、今回はいつもの運輸支局の自販機で珈琲たいむ。

 

次はどの場面で挑もうものかと。

 

ここ数年、あれほど通っていた奈良方面への一杯のラーメンを頂くべく走るカフェレーサースタイルも今やワンシーズンに1~2回程度。

 

奈良には人を魅了するお店が多く存在するのは分かるし、新しい店舗も次々オープンしている。

 

このまま出無精になるのもアレ(?)なので、暑くはあるが出掛けましょう。

 

 

 

大型バイクなら名阪国道を一気に駆け抜け奈良に向かうが、アンダー400なので使用は一部にとどめ交通量の少ない下道を爽快に駆けるのがいい。

 

針テラスで多くのバイクが集結していると思いきや、今年は控えめ。

例年以上の暑さと地震の注意喚起が影響しているのかも。

 

 

 

 

開店10分前に到着。

 

行列は9名。

ここに限らず、だいたいのお店は開店時間キッカリに営業開始するが、やはりこの暑さもあって5分前に先頭から食券を求めるように案内してました。

 

 

 

 

直近に訪れたのが2021年10月に甥が普通二輪の免許を取得しバイクを買って初の私とのツーリング以来。

 

あの時の¥850→¥1.000になっている!

ここに限らず、奈良の名の知れたお店もノーマルなラーメンで¥1.000が常識化している。

 

 

 

以前なら壊れかけた券売機からプラ券が払い出されていたが、代替わりで真っ当なカタチになるべきなのか。

 

それよりも、マスターが石橋 氏でなく別の方が釜場に。

さらに威勢のいいお姉さんの姿はなく、スタッフも総入れ替え。

 

スタッフにラーメンの好みを聞かれたので、いつもの「ネギオー」(ねぎ多め)をコール。

 

 

 

お客さんもかつてのギラついたのでなく、平静とした感じ。

 

好みで「コテオー カタ デキネギオー」(背脂多め 麺固め ねぎできるだけ多め)をコールしている者もいない。

(デキネギオーは今では¥50追加で徴収されるよう)

 

 

程なく、しばらくぶりのがむしゃらとの対面・・

 

 

 

個人的には窓側の席でなく、厨房側のカウンターで絵を収めた方が「映える」がこれは致し方なし。

 

 

 

 

2つの羽釜で炊かれた豚骨スープの右側メインの釜に生の豚骨をカチ割って放り込み大火力で一気に煮立たせるスタイルは変わらない。

 

ただ、前マスターの石橋 氏の頃から他の無鉄砲より若干「若い」スープに留めているような気もする。

 

 

 

ピロピロした食感のちぢれ中太麺。

 

博多豚骨とは違うスタイルで、このマッチングはいい。

 

 

色んな想いを巡らせながら麺を手繰り寄せ、替玉「ホソカタ」(細麺 固め)をコール。

 

 

 

ねぎと切れ端チャーシューが添えられた替玉が入った親子鍋からダイレクトに投入。

 

卓上のにんにく醤油をひとすくい。

 

 

 

すべて完食。

 

晩御飯がいらなくなるんじゃないかと思わせる腹持ちのいいスープは健在。

 

奈良の魅力を再認識できたいい機会になりました。