ここ数年、あれほど通っていた奈良方面への一杯のラーメンを頂くべく走るカフェレーサースタイルも今やワンシーズンに1~2回程度。

 

奈良には人を魅了するお店が多く存在するのは分かるし、新しい店舗も次々オープンしている。

 

このまま出無精になるのもアレ(?)なので、暑くはあるが出掛けましょう。

 

 

 

大型バイクなら名阪国道を一気に駆け抜け奈良に向かうが、アンダー400なので使用は一部にとどめ交通量の少ない下道を爽快に駆けるのがいい。

 

針テラスで多くのバイクが集結していると思いきや、今年は控えめ。

例年以上の暑さと地震の注意喚起が影響しているのかも。

 

 

 

 

開店10分前に到着。

 

行列は9名。

ここに限らず、だいたいのお店は開店時間キッカリに営業開始するが、やはりこの暑さもあって5分前に先頭から食券を求めるように案内してました。

 

 

 

 

直近に訪れたのが2021年10月に甥が普通二輪の免許を取得しバイクを買って初の私とのツーリング以来。

 

あの時の¥850→¥1.000になっている!

ここに限らず、奈良の名の知れたお店もノーマルなラーメンで¥1.000が常識化している。

 

 

 

以前なら壊れかけた券売機からプラ券が払い出されていたが、代替わりで真っ当なカタチになるべきなのか。

 

それよりも、マスターが石橋 氏でなく別の方が釜場に。

さらに威勢のいいお姉さんの姿はなく、スタッフも総入れ替え。

 

スタッフにラーメンの好みを聞かれたので、いつもの「ネギオー」(ねぎ多め)をコール。

 

 

 

お客さんもかつてのギラついたのでなく、平静とした感じ。

 

好みで「コテオー カタ デキネギオー」(背脂多め 麺固め ねぎできるだけ多め)をコールしている者もいない。

(デキネギオーは今では¥50追加で徴収されるよう)

 

 

程なく、しばらくぶりのがむしゃらとの対面・・

 

 

 

個人的には窓側の席でなく、厨房側のカウンターで絵を収めた方が「映える」がこれは致し方なし。

 

 

 

 

2つの羽釜で炊かれた豚骨スープの右側メインの釜に生の豚骨をカチ割って放り込み大火力で一気に煮立たせるスタイルは変わらない。

 

ただ、前マスターの石橋 氏の頃から他の無鉄砲より若干「若い」スープに留めているような気もする。

 

 

 

ピロピロした食感のちぢれ中太麺。

 

博多豚骨とは違うスタイルで、このマッチングはいい。

 

 

色んな想いを巡らせながら麺を手繰り寄せ、替玉「ホソカタ」(細麺 固め)をコール。

 

 

 

ねぎと切れ端チャーシューが添えられた替玉が入った親子鍋からダイレクトに投入。

 

卓上のにんにく醤油をひとすくい。

 

 

 

すべて完食。

 

晩御飯がいらなくなるんじゃないかと思わせる腹持ちのいいスープは健在。

 

奈良の魅力を再認識できたいい機会になりました。