さて新シリーズ。1、2、3と立て続けに書いてきました。早くも4回目です。前回の続きから。




あの世が期待と違っていたため“死んだことを後悔”した瞬間にまた猛スピードでこの世に戻ろうとし始めた山納さんの魂。


行きは宇宙の景色だけだったのが帰りは同時に自分が生まれた瞬間が透けて見え始めたそうな。

母親から産まれてチューブに繋がれベットに寝かされる自分を横から眺めている。0歳から自殺の瞬間までの30年間をもう一度一から全て30年かけて見届けたのだそうな。


彼は言います。

「俺今52歳だけど、82年生きてるの」

そして凄いのがあの時無くしたズボン。鍵など、その時どこにあったのか全部分かったんだそうな(あれはあそこにあったのか!)と外から自分の人生を見直しているから。

もう一度人生横で見直していたら、女の子に振られた経験やその他自分の人生で嫌だなと思っていたことが案外自分の人生悪くないな。結構いい人生じゃん。と思えたのだそうな。毎回どん底だと思ってたけど、死んでから改めて見てみるとそんなに悪くないと気づけたのだそうな。


そして14歳の時。

下り坂で自転車を漕いでいたら、ブレーキが効かなくなったことがあり、ガードレールに突っ込んんだことがあったのだそう。ガードレールに突っ込まずにそのまま直進していたら道路を走るトレーラーに突っ込むところだったと。

その時、横で当時14歳の自分を見ていた山納さん。

この時にブレーキが効かなかったことを思い出した。そこで昔の自分に思わず「危ねえからガードレールに突っ込め!!」と叫んでいたのだそう。

そこでまた思い出した。そういえばあの時誰かに「あぶねーからガードレール突っ込め!!!」と言われたことを。

自分で言って初めて「あの時の声は自分自身だったのだ!」とその時知ったのだそう。


そしてもう一度30年かけて自分が首吊りをする場面と重なった時。もう“全ては自分次第だ”と悟った。詐欺にあったとしても、それすら面白いと思えば面白くなるのだと。命までは取られないのだから。それに結局人は寿命が来るまでは死ねない。だから寿命が来るまで生きるしかねぇと思った。と。

この話は2話目で添付した動画でお話しされていた内容です。



ちなみにこの動画で最後山納さんが冗談のようにお話しされていたお話で。いざこの世に帰ってきて、生きる気力が沸き、血を流して倒れている自分の肉体に戻ろうとしてもなぜかなかなか戻れなかったそうな(笑)で、「こんなこと誰も教えませんからね!!!」と言って教えてくれた方法が彼が完全幽体離脱した時に自力で肉体に戻った方法と全く同じで笑えた(笑)

そういえば私も何者かに背中を押されて魂抜かれた時、同じ格好に抱っこされて戻されたな。。。

というわけで、もしこの先幽体離脱する事があって戻れない魂が抜けるあせると焦った時は同じ格好をして自分の肉体と重なってみてください(笑)



もう一つ、この動画の中で同じ話を聞いたインタビュアーの市村よしなりさんが「まるでインターステラーみたいですね」と言っていた。

そうです。私も大好きな映画。尊敬すべきクリストファーノーラン監督作品。


そして山納さんも

「この映画を作った人は絶対俺と同じ体験していると思う」

と言っていた。

私もそう思う。あの映画は5次元の感覚を体感してる人じゃないと作れる映画じゃない。

山納さんの話は自分の体験、彼や娘の体験。今まで確信を持てなかったものに確信をくれ、答えを聞かせてもらった気がする。


この方の存在に気付かせてもらえて感謝だ。


山納さんのお話が興味深すぎて、まだまだ語りたいことがたくさんあるのですが、自分自身もまた思わぬ新たな転機。があったので次回はそのお話を。


今日も最後までお読みいただきありがとうございますラブラブ


龍希