前回の続きです

 

 

 

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※2年前の出産について書いています

 

 

別室に呼ばれ小児科医から

今後の治療計画の話がありました

 

 

「入院診療計画書」という紙を渡され

 

そこには次のようなことが書かれていました

 

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【病名】

新生児一過性多呼吸

軽度右室低形成の疑い

左室緻密化障害

 

 

【症状】

チアノーゼ

多呼吸

陥没呼吸

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病名について

一つずつ説明がありました

 

■新生児一過性多呼吸

呼吸が苦しそうで陥没呼吸をしていた

酸素投与や呼吸補助を行っている

2.3日で軽快すると思う

 

 

■軽度右室低形成の疑い

胎児期から右心室が

少し小さく見えていたが

ごく軽度だった

 

 

■左室緻密化障害

胎児期に左室が全体的に

でこぼこしたスポンジのように

見えていたが、

心突部のみだった

 

 

右室低形成と左室緻密化障害によって

キレイな酸素を乗せた血液が

全身に充分に行き渡らない

可能性もあるそうで

 

今流行りの

パルスオキシメーターも

ずっと装着していました

 

 

生まれる前から見つかっていた

心室中隔欠損症については

穴の大きさは3mm

閉じやすい場所にあるとのこと

 

これによる症状は

出ていなさそうなので

病名の欄には記載がありませんでした

 

(そしてこの時点でも

現在の病名である

心房中隔欠損症という

言葉は出てきていません)

 

 そしてやはり

退院の目途は全く立っていないとのこと

 

 

 

 

生まれてみないとわからない

 

 

 

そう思って

ずっと考えないようにしてきたけど

 

 

これが生まれてみてわかった現実

 

 

不安で押しつぶされそうでした

 

 

さらに

 

医「心疾患が3つ以上あると

  遺伝の可能性が高いです。

 

  そこで遺伝子検査をしたいのですが

  ご主人の同意も必要なので

  ご主人が来れる日を教えてください」

 

 

続きます