剣山 登山 =前編=
連休もほぼ終わりの昨日 徳島の剣山に登ってきた。剣山は日本百名山で、徳島県の最高峰であり、西日本では 同じく百名山の愛媛の石鎚山の次に高い山である。標高は1955mで別名 太郎笈(たろうぎゅう)と呼ばれており、この南側には1929mの次郎笈がそびえており、綺麗な稜線で繋がっている。山竹の会で次に登る山を検討していた時の決め手となった稜線でもある。駐車場からリフトを使って1750mまで登ることが出来るが、我々は当然 使用せずに登る。当日は午前2時に団地を出発して、連休中ではあったが何の渋滞もなく、約400Kmを5時間弱かけて見ノ越駐車場に到着した。徳島自動車道を降りて国道438号を約50Km走るんだが、とにかく道が狭い・・・。山への登りなので幸いほとんど対向車が無かったからよかったが、かなりの気合いのはいる道路である。当日の天気予報は曇りのち雨の予報であったが、何とかもちそうな感じで7時40分に登頂を開始した。登山道自体はきっちり整備されており、それほどの急登でもなく登りやすかったが、標高を上げるにつれ霧モヤとなり、徐々に眺望が悪くなっていった。9時半に剣山山頂に到着。霧モヤで眺望は全くなし・・・。三角点も木道から外れた位置で立ち入ることが出来ず、お決まりのポーズも出来なかった。一番見たかった次郎笈への稜線も全く見えず。しかたなく次郎笈へ向けて下りだした途端、霧がはれ始めて若干稜線も見えだした。一旦200mを下ってもう一度稜線を登りかえす。途中 ついに雨も降りだし、標準タイムの50分かけて次郎笈山頂に到着。ここには触れる三角点がありパチリ雨なので撮影もそこそこに太郎笈へ稜線を戻った行く。途中、雨が止んで一瞬青空が出たり、また降ったりと山の天気を満喫しながら、11時半に太郎笈に帰着。雨模様なので どこでお昼を食べるかを悩んでいると、今度はどしゃ降りに・・・。幸い ヒュッテに入れたのでやり過ごせた雨がやむと霧がはれてちょっと眺望が望めた。少し下った所でお昼ごはん。今回はカップ麺。リフトの西島駅まで下ってくると、登りの時には見えなかった頂上が見えた。14時前に無事下山。これで、百名山5座目。全制覇まではまだまだ先は長い・・・。後編へ続く・・・