こんばんは
“自分らしい人生”をつくる、30代からの資産形成コンサルタント 藤井奈々です
先日仕事でお世話になった方から頂いたお花。
最近花とは無縁の生活をしていたので笑、飾るだけで家の雰囲気が変わりますね。
花を眺めながら飲むお茶の美味しいこと美味しいこと…。
さて、先日の記事で保険についてお伝えしましたが、まだまだ日本人の「安心を買う」文化は根強いですね〜。
先日ご相談に来てくださった方が、“保険不要論”を展開する私(笑)からすると、かなり高額な金額を毎月支払っていて、
一体どういうつもりで保険レディーは加入を勧めたのだろうか…と思ってしまいました。
(正直、1社専属の保険屋さんはあまり知識がない人の方が売れるんじゃないかと思う…)
日本では、「社会人になったら」とか「結婚したら」とかよく分からない理由での保険加入が浸透していて、
生命保険加入率89.2%と、実に9割の方が生命保険に入っています。
でも実際、それがどんな内容なのかを把握してる人は少ないという…
平均月額は1世帯あたり3.5万円、
男女別では男性2万円、女性は1.5万円。
(生命保険文化センター調べ)
仮に30歳で入って30年払うとしたら、500万〜1200万の買い物。
これが分割の恐ろしさですね・・笑
そして、これだけの加入率は世界的に見ても異常です。
公的な保険のないアメリカでは、
夫婦共働きが当たり前のため、子供が出来ても生命保険には加入しない人も多く、加入率は60%。
医療費も実費100%であるにも関わらず、2013年まで5000万人が「無保険」だったというから驚き。笑
保険の発祥の国と言われるイギリスは、加入率38%。ヨーロッパは社会保障が手厚いというのも理由にあげられますが、“万一しかおりない保険”はムダと考え、売られているのも年金保険が主流のよう。
フランスは銀行での保険販売が盛んだそうですが、売られているのは運用目的の保険とのこと。
日本の保険の始まりは、戦後の未亡人の雇用が目的だったと言われているので、そもそものスタートが入る人のためではなかったのかも…
人との付き合いや、周りを見て足並みを揃える日本人の国民性もありここまで加入が進んだのかもしれませんが、
“みんなが入ってるから”ではなく「そもそも保険は私に必要か？」から考えていくべきです。
不必要な保険に沢山入って保険ビンボーなんて、本末転倒。
“死ぬ時のプラン”ではなく、“これから生きる人生のプラン”から考えていきたいですね。
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