R6,5/15(57)何も知らない男 | お遍路 の記憶

お遍路 の記憶

大好きな四国八十八ヶ所参りの、写真や日記を整理していきます。

僕の、、ここから行く方向。
高速道に、、
黒猫さんのトラックが見えた。
「、、、、、あぁ、送って欲しいな。」
そんなことを思う僕は。
『喝!!!』と言われるだろう。
続く。からです。
 
仏教聖典に、、、、、
心を清める
一、人には、迷いと苦しみのもとである煩悩がある。この煩悩の
きずなから逃れるには五つの方法がある。
 
第二には、欲をおさえしずめることによって、煩悩をしずめる。
明らかな心によって、眼・耳・鼻・舌・意(こころ)の六つに起こる
欲をおさえしずめて、煩悩の起こる根元を断ち切る。
(第三は次回に)
自由は素晴らしいのだろうけど、自由の用いる方向によって、周囲に
迷惑や害を与え、、自分すら損なう、、
いつも躓く僕。
『眼・耳・鼻・舌・意(こころ)の六つ』を、自分をよく見つめて、
今どんな状態なのか、落ち着いて理解することが大切なんだろう。
 
前世が見れるという方が、僕の前世は、、
『神様の御用で、出雲に行くはずが、和歌山の辺りで、酒と女に溺れた
 男です、、、。』
と、教えていただいた。
その頃の僕が、自分を冷静に見れていたら、、酒と女に溺れず、御用に
全うできたかもしれない。
 
自分は、今、何をしようとしているのか。
おさえしずめる為に、どうするのか。
まず自分を知ることだろう。
 
さて、、遍路は孫兵衛作のJR予讃線の脇です。
今治小松自動車道の下を行きます。
昔は、もっと細い道だったのだろうか。

愛媛県生涯学習センターデータベース『えひめの記憶』には

 ア 孫兵衛作から楠へ
 遍路道は長井孫平頌功碑から少し南下して、国道196号から分岐し

西を通る細い道に入り、再び国道に合流する。さらに300mほど南下

すると、左手に医王池がある。この池は、蛇越(じゃこし)池とも呼ば

れ、現在はサギソウの群生地として有名である。
 ここで遍路道は国道196号と分かれ、右の県道孫兵衛作壬生川線

(159号)に入り、JR予讃線を越え、しばらく南下すると東予市に

入る。東予市に入った道は約800m緩やかな下りの坂道を南下して、

世田薬師栴檀(せんだん)寺に至る。栴檀寺の山上の本堂への参道途中

には、弘法大師が錫杖(しゃくじょう)の柄で発見したと伝えられる

「閼伽(あか)の水」がある。

と書かれている

『東予市』は平成16年11月1日(2004)に、旧・西条市、周桑郡丹原町、

小松町と合併し『西条市』となっている。

 

へんろみち保存協力会の宮崎建樹先生の、心血注がれた地図。

今も引き継がれている。

↓1997年第5版地図

↓1997年第5版地図

『境界標識東予市』とあります。

↓2019年第12版地図

札所でもない、なんでもない場所だけど、、

遍路道なんだ。

、、、あぁ、ここを歩いたんだって。

へんろみち保存協力会の矢印シール
ありがとうございます。
m(_ _)m
安心して歩けます。
次は、、左ですね。
 
始めの頃、道に迷った時、
『案内が無いじゃないか!!』って怒っていた自分が恥ずかしい。
 
道は尋ねて歩くもの。
 
案内は、ご厚意で、お接待で、つけてくださっているんだ。
 
道も、人生も、遍路も、、人のせいにして生きている自分に反省💦
 
決断して、選んで、自己責任で歩くんだ。
自分で選んで生きていくんだ。
お遍路させられているんじゃない。
お遍路するんだ。
たとえ、迷っても、
それは自分が選んだこと。
目の前の案内を、選ぶも、別を行くも、
見落としてしまうのも、
自分が行った事。
僕は、、迷ってばかりだから、
落ち着かないとな。
自分を見失って『事を起こす』
 
向こうに紫の花が咲く木が見えた。
こんにちは(;^ω^)
優しすぎるほどのお接待の道。
へんろみち保存協力会の立札。
ありがとうございます。
自動車道と緑の道を行く。
その歩いている時に、自分を見つめ直す時が、、
いっぱいある。
自分があらわになる。
大きな工事車両だな。
道路の舗装屋さんだろう。。
よっこい、、よっこい、、のぼる(;^_^A
境界に来た\(^o^)/
今治市から西条市へ
カメラ記念撮影
いつもカメラを地面に置いて写す。(カメラさんゴメンね)
同じ場所を、、写す癖がある僕。
(↓2008年12月)
坂をのぼって、嬉しかったんだろう。
(↓2010年2月の写真)
晴れの日も、雨の日も、、暑い日も、寒い日もある。
嬉しい日も、辛い時も。
それでも、道を行く。
(↓2016年3月の写真)
お遍路って、、生きること
自分を見つめ直すこと。
続く。