R6,5/15(56)視線の先 | お遍路 の記憶

お遍路 の記憶

大好きな四国八十八ヶ所参りの、写真や日記を整理していきます。

ここを、くぐって、、先に進む
電柱の足元に、、、
僕の好きな、カタバミさんが手を振っていてくれた。
続く。からです。
仏教聖典に、、、、、
心を清める
一、人には、迷いと苦しみのもとである煩悩がある。この煩悩の
きずなから逃れるには五つの方法がある。
 
第一には、ものの見方を正しくして、その原因と結果とをよくわ
きまえる。すべての苦しみのもとは、心の中の煩悩であるから、
その煩悩がなくなれば、苦しみのない境地が現われることを正し
く知るのである。
 見方を誤るから、我という考えや、原因・結果の法則を無視す
る考えが起こり、この間違った考えにとらわれて煩悩を起こし、
迷い苦しむようになる。
(第二は次回に)
ものの見方を正しく、、か。
室戸に向かう道で、お坊様に「君のメガネは曇っている」と教えて
貰ったことがあるな、、。
正しく見ることが、正しい事だとは理解するが、どうしたら正しく
見ることができるのか、、まだまだ見方を誤ってばかりの僕だ。
 
さて、、遍路道は、JR予讃線の下をくぐります。
こんな道だったかな、、同じ所を通っているんだけどな。。
おっつ、、横にお堂らしきものが、、
今まで通り過ぎてばかりだったのか。
見ながら、先を急いで、寄りもしなかったのか、、
六地蔵様が並ぶm(_ _)m
こちらの御堂は、、、
『観音堂』
観音様がいてくださるんだな。
南無観世音菩薩m(_ _)m
お堂の前の敷地、、境内に、舟形の仏様の像が、、
三十一番、、長命(寺)ですね。
西国三十三所 姨綺耶山 長命寺でしょうね。
 
御本尊様は千手観音様、十一面観音様、聖観音様の三尊を千手
十一面聖観世音菩薩とされれたものとのこと。
千手十一面聖観世音菩薩三尊一体と記されている。
建ててくださり、ありがとうございます。
 
 
観音堂改築寄付者の御芳名の石碑

愛媛県生涯学習センターデータベース『えひめの記憶』

 新田立村の孫兵衛作村の記事の

住民の姓は約七〇%が長野・長井・

野間・越智姓を名のり、長野は開拓者の一族、長井は孫兵衛の養子が旧姓を

つがせたもので長野と同族、野間・越智も別名村よりかつて同行した長野

縁者の子孫である。

と書かれているように、この地に住まわれている方々の名が刻まれている。

長野・長井・野間・越智さん

札所ではない所にも、仏様がいてくださる。
凡人の僕は、ただ手を合わせる。
 
ここから、JR予讃線に沿って、少し進む、、向こうだな。
緑のトンネルなんて、、いいな
電柱に、へんろみち保存協力会の赤い矢印シール
ありがとうございます。
道沿いに、植えてくださったであろう花畑
(*^_^*)
真横のJR予讃線に、アンパンマン列車
『頑張れ~!!』って、言ってくれているよう。
頑張らねば。
立ち止まったら、終わってしまう。
自分の意志、、足を前に出す。
いちに、、いちに、、
南無大師、、南無大師、、
横の黄色いお花さんに、、
アブさんかな、、こんにちは
、、、こっちには、来ないでね(;^ω^)
道の右を向けば、、今治小松自動車道
いちに、、いちに、、、、、
踏み切りに出ました。
踏切を渡り、左に行けば国道196号
僕は右に
菅公学生服の看板に、清酒金陵の看板
『菅公』の名は、
原道真から取ったとのこと、、
金陵は、香川の金刀比羅宮のふもとの酒蔵さんですね。
 
看板も楽しい、遍路道。
歴史や、地域の事、自分の記憶、、いろんなことが浮かぶ。
 
写真の絵は、、僕の視線。
僕の気持ちの向く方向。
 
室戸に向かう道のお寺のお坊様が、
『君の眼鏡は曇っている、、』と教えてくださった。
まだまだ、先達には、新米以下の自分だな。
四国を歩いて、何を伝えられるのか、、、。
 
僕の見る方向。
自問自答。
『如実知自心』
僕の、、ここから行く方向。
高速道に、、
黒猫さんのトラックが見えた。
「、、、、、あぁ、送って欲しいな。」
そんなことを思う僕は。
『喝!!!』と言われるだろう。
続く。