勤行の意義と歴史的背景等
九、光明真言
真言宗第六祖の不空が、八世紀の半ば唐の菩提流支が
漢訳した『不空羂索神変真言経』から、独立の経典とした。
大日如来の真言、いっさいの諸仏・諸菩薩の総呪として、
その読誦に無量無辺の功徳があると述べられている。
仏徳の光明をいただき、罪障の汚れが消滅されることを願う。
仏前勤行次第
十二、御宝号(三返)、、、、。(次回に。)
(四国八十八ヶ所霊場会 先達経典より)
大日如来様を中心にして、いっさいの諸仏の総呪といわれる光明真言
悩み、苦しみ、病む、、立ち止まって、動けなくて、下を向いていても、
手を合わせ、心に仏様を思い、口に真言を唱える、、
この身体には、天地宇宙と同じ力が宿っている。
不思議な力が湧きだす。
光を放つ。
生きながら仏となる。
お大師様は、、できる、きっとできる
そう言ってくださる。
おん あぼきゃ べいろしゃのう まかぼだら まに
はんどま じんばら はらばり たや うん
さぁ、、歩こう。
朝の今治
元気な声が、聞こえる。
目の前を、未来に歩む子どもたち
夢がいっぱい
僕にも夢があったな、、
たぶんあったな、、
今も、あってもいいのに、諦め気分で、元気のない状態では、、
、、そんな事ではいけないな。
何歳になろうとも、夢が必要だな。
わんちゃんが、挨拶に出て来てくれました。
おはよう(^^)/
この道の見張り番だな。
かつて大師様のおられた頃、この地に流れる蒼社川は、梅雨の季節に
なったら氾濫していたという。
お大師様は、田畑や家屋を流し、人名をも奪う、この『人取川』を、
『土砂加持』の秘法を七座にわたって行われ、満願の日に延命地蔵
菩薩を空中に感得し、治水祈願が成就したことを告げられた。
大師様がその修法を行われた地に「不忘の松」を植えられ、感得さ
れた地蔵菩薩の尊像を刻まれて本尊とし、堂宇を建てて、泰山寺と
名づけたという、、。
かつての寺は、金輪山にあったが、時が流れ、今は、大師様が修法
を行った、不忘の松の地に移されたとのこと。
この先に、大師様が修法された『不忘の松』の地がある。
お大師様は、唐にまで渡って受け継がれた、真言密教の秘法で、
人々の苦しみを取り除かれたんだ。
氾濫する川を、、不思議な力で鎮めてくださったんだな。
勿論、慈悲深い仏様のお力で。。
大師様は日々、何を思って生きていたのだろう。
即身成仏、、仏さまになって、仏さまの気持ちだったんだろう、、
きっと、そうだろう。
電柱を見上げる。
遍路道を歩く時、しっかり前を見ていたら、案内を見逃すことが
少ないと思う。
元気なく、下を向いていたりしたら、見逃すことが多い。
へんろみち保存協力会の矢印シール
m(_ _)m
その下に、世界遺産を目指す運動のシール。
この日、いい天気だったな。
空もきれい。
ん?
道が曲がる
カーブの塀に黄色と桃色のお花さん
おはよう(^^)/
蒼社川に沿う、水路?川?
こっちかな、、向こう側かな、、
橋があるので、、渡っちゃった。
水を、、水の流れを渡る。
豊かな水の流れる地。
向こうの方を見たら、、、
水面から飛び上がる、、青い鳥
イソヒヨドリさんが、朝の食事の時間。
とっても上手に、お魚さんを捕まえていた。
こっちには、、、
ちゅんちゅんさん達の、、、バッタバタ
朝は、みんな元気だね
美しい朝の景色が見られた、この橋
『虹ヶ渕橋』
虹ヶ渕って言うんだ、、きれいな名前だな。
橋で、立ち止まって、、鳥さんを見れて、良かったな。
橋を渡ると、キリスト教の教会がありました。
水路の底にも、石の模様が見られました。
立ち止ることも、必要だな。
風を感じて、、かおりに包まれて、、
陽の光、、小さな生き物や、可愛いお花さんに出会う。
アスファルトやコンクリートに覆われたって、、緑の命は、
強く強く、、芽吹き、生きる。
僕も、、こうありたい。
何だろう、、。
ここへは、、不燃物(燃えないもの)を
絶対に置かないで下さい
不法投棄する人がいたんだな、、
誰も見ていない、、そう思うからできること。
仏さまは見ている。
ご先祖様も見ている。
、、、何より、自分の心が見ている。
いつか、閻魔様の前で、申し開きしなければならない、、、な。
続く。