令和6年4月21日(48)第55番札所 別宮山 金剛院 南光坊⑩ | お遍路 の記憶

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大好きな四国八十八ヶ所参りの、写真や日記を整理していきます。

子、丑、寅、、、、卯

波にウサギさん

意味もいろいろ書かれているページがある。

ウサギさんは多産で、縁起も良かったことでしょう。

月にウサギ、波に輝く月明りが、ウサギに見えるとも書かれている。

ウサギの上は、もちろん波

月だったら、面白かったのにな。

 

四国第55番 南光坊の続きからです。

勤行の意義と歴史的背景等
六、発菩提心真言
 菩提心は、悟りを求めようとする心であり、弘法大師が『大日経』によって
 悟りを得た根本であった。また、真言は、真実のことば、仏のことばという
 意味で、インドの梵語をそのまま唱えている。「真言」を翻訳しないで、その
 まま唱えるのは、短いことばの中に無量の意味が込められており、それが
 呪(まじない)の力を持っていて、唱える人の心に影響を及ぼすから、と
 されている。この真言は、「私は菩提心をおこします」と訳され、これから
 仏道に精進します、という誓いの宣言である。

仏前勤行次第

八、三摩耶戒真言、、、、。(次回に。)   

           (四国八十八ヶ所霊場会 先達経典より)

勤行の本などに、書かれている梵語の読み方の『御真言』、、

お大師様は、あえて訳さなかったのだろう。

梵語の読み方で発する言葉に、僕のような凡人にはわからない『力』があり

『唱える人の心に影響を及ぼす』とある。

訳された意味を噛みしめつつ、信じて唱えたい。

 

四国第55番札所の南光坊
大師堂の屋根下の蟇股、彫刻を見ています。
左側、ウサギさんの次です。

大師堂の左側を、前から見ています。

『兎』まで来ました。

ウサギさんの次は、渦巻く波です。

その上は、蓮花も咲く

その次は、、

2つ目の波です。

水に関わる彫刻。

建物を火災などから守る意味もあるとのこと

激しく渦巻く、、波

戦禍の爆弾からも守った。

長州大工の心が、込められていたのだろう。

大師堂左、後部の屋根下組み物

そこから、一間屋根下後部に、白壁がのびている。

左後の水噴く龍

木鼻

後ろの二段垂木の、一段目まで、建物部分がある。

大師堂背部

脇障子は、一番後ろにある。

大師堂横の左側

前方を見る

左横の中央部

左横の景色

石の階段は台北、、台湾に住まれていた御方が、

大正時代に寄進され、造られたものだろうか。

後ろをまわって、右側に出ました。

続く。