令和6年4月20日(3)自分を知りたいから | お遍路 の記憶

お遍路 の記憶

大好きな四国八十八ヶ所参りの、写真や日記を整理していきます。

角に、へんろみち保存協力会の立札2枚

国道の海を見ながら行く道もいい

窓坂峠にのぼってもいい

選べるんだ(≧◇≦)

人生と同じ

『道岐れ すなはち 遍路しるべかな』

その前に、、分かれ道のお堂に参らせてもらおう。

昔からのお遍路さんも、ここで祈って行っただろう。

続く。からです。

ここは、、風早四国 番外18番小竹地蔵堂

遍路案内の石碑(本谷)

 このお堂は風早番外札所の1つです。となりには遍路案内の

石碑があります。小竹からは菊間にぬける窓坂峠があり、その

入口には郡境碑もあります。この石碑は、九州の佐賀県で

(佐賀県の生まれで?と思う)

お遍路さんを200回以上した方が自費で建立しました。前後の

札所の案内や方向を示しています。ひっそり建っている石碑に

も人の思いが込められています。北条から味栗の鴻の坂を下り

て浅海に入ります。その鴻の坂の分岐点に、もう1つ同じ石碑が

あります。また、味栗の阿弥陀堂はお接待の場所の1つだったそ

うです。さらに、原のおじのっさんの場所は、原の番所跡で関所

だったそうです。

小竹のお地蔵様m(_ _)m

お堂には、彫刻も施されています。

波や、、蓮、そして、松

宝珠と露盤

お地蔵様が見守ってくださっている。

ここに来たから、お参りできたんだ。

 

僕は、、幸せだ。

四国に来たかったんだ。

何度でも来たいんだ。

88の札所もいいけど、遍路道に、、

いっぱいお宝があるように思うんだ。

 

お寺に着くまでの、道中は、、

短いのもいい。

でも、、違う方法もある。

富士山に、、飛ぶものに乗って、上から行ってもいいだろう

きれいな景色をいっぱい見れるだろう。

下から登るのも、、ゆっくり行くのもいい。

どっちも素晴らしい。

僕は、、時間を費やすことに、喜びを見出してしまったの

だろうか。。。

お堂の横に三体の仏様

触らせていただく、、。

来たかった四国霊場、、その道中の仏様。

 

愚かで、、聞いても理解できないから、、

すぐにお寺に辿り着かず、、道々に、

こうして、、お地蔵様や、観音様、、仏様

そして、四国の大自然に教えてもらっている。

 

何を??

人は老いるんだな、、病気は辛いな、、

歩いたらしんどいな、、お腹空いたな、、

暑いな、、寒いな、、

、、、当たり前なこと。

知っている。

知っている?

本当に???

 

それを確かめに、、ただ歩く。

脇に遍路道標2本

1本は、、『ん』

『へんろ道』だろう

 

もう1本は、中務茂兵衛道標

四国を280度回る途上で、大師様のもとに行かれた大先達様。

一百三十二度目為供養建之 

周防国大島郡椋野村住 願主 中務茂兵衛義教

☜長崎懸壹岐國壱壹岐郡田河村大字諸吉

周旋人 石橋重太、、

明治二拾六年十月吉辰

何故、、歩くのか??

何故、、行くのか??

何を目指しているのか、、どこを目指しているのか、、

問われる。

一度で、、満足された方は、、答えを見つけられたのだろう。

、、、答えを知りたい。

わからない、、、

だから、僕は、、歩く。

いつもは、国道に向いて、、海沿いに行った。

真っすぐ、窓坂峠への道を、へんろみち保存協力会の地図で

教えていただいた。

早く走っても、わからない愚鈍な僕。

、、、真っ直ぐ行こうよ。

国道を渡り、踏切を越える。

小竹第2踏切。

こっちにも、、

へんろみち保存協力会のシール

(≧▽≦)

自分を、、知りたいんだろう?

窓坂峠に行こう。

続く。